海外で大人気のシラチャ。日本にいつブームが来るか?大胆予想

TERUです。

アメリカに旅行に来た事がある人は、一度は目にした事がある”とある”ソースがあります。

それは、
シラチャ・ソース(スリラチャとも呼ばれます)
です。

ベトナム・フォーのお店には必ず置いてあります。
また、アメリカの日本食レストラン(純和食の和食には、ほぼありません)にある「スパイシーマヨ」は、だいたいこのシラチャー・ソースが使われています。

今、日本ではパクチーが人気だと聞きます。
今後、日本で確実に人気が出るであろう「シラチャ・ソース」についてまとめてみました。

 




 

【目次】
1.シラチャ・ソースとは?
2.アメリカで大人気のシラチャ・ソース
3.キユーピーが出したシラチャ・ドレッシング
4.トレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)のシラチャ商品
5.まとめ

 

1.シラチャ・ソースとは?

 

【シラチャの主成分】

とうがらし、酢、ガーリック、砂糖、酸味料、増粘剤、調味料が主な原材料

 

【シラチャ・ソースの名前の由来】

世界で初めてこのソースが作られた、タイのチョンブリー県のシーラーチャー郡(Si Racha)の名にちなんで命名されたようです。

 

【シラチャ・ソースの販売元】

フイフォン・フード(Huy Fong Foods:本社はタイ)

 

【シラチャ・ソースをめぐる訴訟】

2013年、工場から漏れた唐辛子の臭い・成分に対し、目の痛みや呼吸困難などの健康被害にあった地域住民が、工場の操業中止を求める訴えを起こしたが、裁判所は同年中に当面の操業を認める判断を下した。
※この時には、各食品業者もレストランに対しての販売制限を付けるほど、出荷数が激減し、各レストランは一時期スパイシーツナロールをメニューから外すなどの対応に追われた。

 

【シラチャ・ソースの製法は謎】

各メーカーが、類似商品を出そうと試みているが、同じ味にはならず、結局フイフォン・フード(Huy Fong Foods)のマーケット・シェアーを取れずにいる。
しかし、訴訟騒ぎが合った時に、
・主原料のとうがらしの風味を損なわないよう収穫当日にすりつぶすこと
・次年度販売するソースに使うとうがらしを収穫期の3か月の間に集中して加工すること
など、製造方法の一部が明らかになった。
(ソース元はこちら→におい漏れのチリソース工場、即時操業停止を免れる 米

 

2.アメリカで大人気のシラチャ・ソース

【多くのレストランで使用】

シラチャ・ソースは、

日本食レストランのスパイシーソース(シラチャとマヨネーズ+α)に使われています。
ほぼ90%のレストランが使用していると思います。
北米だけで約25,000店舗の日本食レストランがあると言われていますので、凄い量ですね。

 

ベトナムフォーのお店には、各テーブルに置いてあります。
僕がオクラホマに留学していた頃、学校の直ぐそばにあったフォーのお店で初めてこのソースを見て、味を試したときの感想は
「これは近い将来、日本で流行るな!」
でした!

 

スパイス系の本場である韓国系のレストランでも、韓国風のスパイス以外で味を出そうと、このソースを使っているシェフが多いです。
一度、シェフに「何故、韓国のソースを使わずに、シラチャを使うの?」と聞いた事があります。
その答えは
「肉料理に合うんだよ。勿論韓国のソースも肉には合うんだが、シラチャの方が辛くないからアメリカ人受けするんだ」
でした。

 

【レシピ本まで発売される】

こちらは、シラチャ・ソースを使った料理本

こちらは、ベジタリアンの人向けのシラチャ・ソースを使った料理本

 

また、シラチャを使った動画もあります。

ハンバーガーやピザは分かるのですが、飲み物にまで入れるのは、凄いですね。
まぁ、日本のマヨラーの人達も凄いので、何とも言えません(笑)

 

【シラチャグッズの数々】

(Tシャツ、ピンヒール、スマホケース、リッククリーム)

※他にも、エプロン、クッション、ピンバッジなどなど、色々あります。

 

【お菓子もコラボ】


(ポテトチップ、ポップコーン、スナックミックス、プリングルス)

 

ちなみに、フイフォン・フード(Huy Fong Foods)が出しているポップコーンもあります。
※これは、日系スーパーの「ミツワ」では以前見かけました。

また、僕のお気に入りスーパーの「トレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)」でも、こういったポテトを見つけました。

味は、まぁ個人の好みがあるので、何とも言えませんが。。。
個人的には、日本のカラムーチョの方が好きですけどね(笑)

 




3.キユーピーが出したシラチャ・ドレッシング

日本では、あまり知られていない事ですが、キユーピー(株)は、アメリカでの事業を広く展開しています。
勿論、現地生産のマヨネーズ、ドレッシングなども販売しています。

さらに、こういった商品も販売しています。
クリーミー・シラチャ・ドレッシング

キユーピーのクリーミー・シラチャ・ドレッシングちなみに、USアマゾンでは3人しかレビューを書いていませんが、絶賛していました。
(これがステマがどうかは不明ですw)

 

4.トレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)のシラチャ商品

僕のお気に入りのスーパーマーケットでは、シラチャに関連する商品がいくつかあります。

 

1.先ほど、お菓子コラボの中でも紹介した「シラチャ・ポテトチップス」

個人的な味の感想は、先ほど述べたとおりです(笑)

 

2.トレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)ブランドのシラチャ・ソース

ここだけ、棚がガラガラで残り一本しか在庫がありませんでした。
店員さんに聞いたら、「入荷した分だけ直ぐに売れるんだ!僕の家にも常に一本在庫があるよ」と言っていました。

 

3.レジ横においてあったチキン・シラチャ

これは、チキン・ジャーキーのようなものではないかと思われます。
味は、試していないので何とも言えません。

僕が見ていたら、後ろに並んでいた男性に「これ美味しいの?」と聞かれたので、「試した事がないから分からないなぁ~」というと、「じゃあ、試してみるかな!」と言って、カゴに入れていました。

 




5.まとめ

シラチャ・ソースは、近い将来日本のブームになると思います。
今は、「知る人ぞ知る!」という調味料ですが、2018年にはテレビ番組でも特集されるようになるでしょう。

そして、マヨラーならぬ「シラチャー」が流行語大賞にノミネートされるかもしれませんね(笑)

また、料理レシピで有名なクックパッドでは、今現在「シラチャソースのレシピ」は41件しかありません。
しかし、2018年の末くらいには200件くらいにまで跳ね上がっているのではないか?と予想しています。

今日本で話題のパクチーも、僕がアメリカに来る前からアメリカで流行っていました。
(僕は嫌いなので食べませんが)

ちなみに、、、
パクチーとフォー好きな食にうるさい友人達は、皆が口をそろえて『パクチーとシラチャ・ソースの組み合わせは最高なんだ!』と言っています。
という事は、次にシラチャブームが来るのは自然な流れですよね。

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