アメリカの首都ワシントンD.C.には、この二人の活躍をたたえるモニュメントがあります。
4.ワシントンモニュメントとは?
【ワシントン・モニュメント】
1776年の独立戦争時で、アメリカ大陸軍を率いてイギリス軍との戦いを勝利へと導いた合衆国初代大統領、ジョージ・ワシントンの名誉ある功績を称えて建造された、アメリカ合衆国大統領記念碑。
ワシントンD.C.の中心部に位置するナショナル・モールの中心にそびえ立つ、巨大な白色のオベリスクで、ワシントンD.C.のシンボル的存在です。
モニュメントの高さは169メートル。
大理石、花崗岩、砂岩など、様々な石で出来ていますが、ペリー艦隊が下田から持ち帰った伊豆石もはめ込まれています。
2011年8月の地震でモニュメント最上部にひびが入り内部への立ち入り禁止になりましたが、2014年5月に改修工事が終わり再び一般公開が始まりました。
【ワシントンモニュメントのチケット入手方法】
ワシントンモニュメントへの内部に入るチケットは、毎朝8時半から当日分の無料チケットが配布されます。
しかし、早いもの順なので、予約していない場合は、早起きして並びましょう。(※オンラインでチケット予約可能です)
5.リンカーンメモリアルとは?
【リンカーン・メモリアル】
南北戦争終結から、わずか5日後。
1865年4月14日にフォード劇場で凶弾に倒れたリンカーン大統領の偉業をたたえるために建設が決定したのが、リンカーンメモリアルです。
この建物の柱は36本。これは、リンカーン大統領が無くなった時点でのアメリカ合衆国の加盟州が36州だったことに由来しています。
また、リンカーン大統領が56歳の時に暗殺されたので、階段も56段になっています。
アメリカの5ドル札は、このリンカーンメモリアルが裏に描かれていますが、建物に刻まれている各州の名前も5ドル札に忠実に描かれている事は、あまり知られていませんね。
建物の中には、リンカーン大統領の彫刻(5.8メートル)があります。
また、建物の内壁には「人民の 人民による 人民のための政治(That Government of the people, by the people, for the people)」の文字が刻まれています。
6.リフレクティングプールとは?
【ワシントンモニュメントとリンカーンメモリアルの間のリフレクティングプール】
ワシントンモニュメントとリンカーンメモリアルの間には、リフレクティングプールがあります。
このプールは、映画「フォレストガンプ」の中で、フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)がジェニー・カラン(ロビン・ライト・ベン)とプールの中心で抱きあうシーンで有名ですね。
※本当に入ったら捕まるので注意です(笑)
そして、インディペンデンス・デイの時にはワシントンD.C.の花火が一望できる場所でもあり、多くの人が集まります!(こんな感じで花火を見ることが出来ます)
(数年前のインディペンデンス・デイの時の様子)
花火の時には、公園の周りは封鎖され、セキュリティーチェックを受けないと入れなくなります。(セキュリティーチェックを待つ人の波)
また、もしプール手前で見たい場合は、花火が上がる数時間前から行く事をオススメします!(折角なので、このポジションで見たいですよね)