カフェインレスで子供も安心!5分で出来る緑茶で免疫力アップ

 

3.氷水出し緑茶が、免疫力を高める根拠

1ページ目で、
お湯で淹れた緑茶との違いは
・カテキンが出てこないから、苦味が出ない
・お茶の旨みが約1.5倍違う
という2点です。

と書きました。
その理由について、簡単に説明しましょう!

氷水出し緑茶では、カテキンが出ないので苦味が出ない。という説明はしました。
「カテキンが入っているからこそ身体にいい効果が得られる」というイメージを持っている方も多いと思います。

では、氷水出し緑茶には健康効果は期待できないのでしょうか。

そんな事はありません。
水出し緑茶には新健康成分であるエピガロカテキンという成分が含まれています。

 

【エピガロカテキンとは?】

エピガロカテキンというのは、カテキンの一種です。

実はこのエピガロカテキン成分は、体の中でとんでもない力を発揮するという実験結果があるんです!

培養されたヒトの細胞に、エピガロカテキンを加える実験をしてみたら、
ある細胞が凄い活発な動きをするそうです。

その細胞とは、マイクロファージという物質。

 

【エピガロカテキンは、マクロファージを活性化させる】

マイクロファージとは、白血球の一種で免疫細胞の一種です。

この細胞の動きが活発になると、
身体の中の異物を、病原体と見なして食べてくれます。

つまり、エピガロカテキンを摂取する事で、
免疫細胞を元気にして活性化させてくれるのです!!

実際の人間の体でも免疫力が高まる事が、実験で確かめられつつあるそうです。

 

【熱いお茶には、エピガロカテキンは含まれないのか?】

お湯で入れた熱い緑茶にも、エピガロカテキンはいます。
しかし、カテキンがエピガロカテキンの働きを抑えてしまうため、
お湯出し緑茶ではエピガロカテキンの効果は得られないそうです。

 

【カテキンも無視できない】

ところで、カテキンは決して、悪いものではありません。
むしろ、健康によいとされる成分「ポリフェノール」の一種である「カテキン」は

・脂肪とコレステロールの吸収を抑える
・ビタミンEの10倍、ビタミンCの80倍というすぐれた抗酸化力を持っている
・殺菌作用があり、細菌から身を守る働きをする
などの優れた効能があります。

そこで、カテキンとエピガロカテキン両方の健康効果を得たい場合は、下記を試して下さい。

氷水出しをして飲み終わった急須にお湯を注ぐ。
そうする事で今度はカテキンを取り込むため、カテキンとエピガロカテキンダブルの効果が得られます!!

 

☆氷水出し緑茶は、カフェインレスなので、子供だけでなく妊婦さんも安心

カフェイン入り飲料に関して、妊婦さんはその摂取量に注意が必要だと言われています。
カフェインが母体や胎児に及ぼす影響については、まだハッキリしていません。
しかし、長期的な影響として「肝機能の低下」「高血圧のリスクがある」とされ、「胎児の発育を阻害する可能性がある」と食品安全委員会が指摘しています
※食品安全委員会のレポート(http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets/caffeine.pdf)

また、カフェインは胎盤を作るための血液を減少させてしまうとも言われています。
妊娠初期は、胎盤や赤ちゃんの基礎を作る大切な時期なので、特に注意が必要です。

でも、氷水出し緑茶は、4度以下という低い温度の氷水で5分ほどしか茶葉から抽出しないため、
カテキンもカフェインもほとんど出てきません。

 




4.緑茶、コーヒーのカフェイン含有量、危険摂取量

3でカフェインに関しての話をしました。
ただ、実際に緑茶、コーヒーにどれだけのカフェインが含まれるのか?
に関して、あまり知らない人もいると思いますので、まとめてみました!

【緑茶の種類別カフェイン含有量(100mlあたり)】

● 玉露  :120mg
● 抹茶  :30mg
● 煎茶  :20mg
● ほうじ茶:20mg
● 番茶  :10mg
● 玄米茶 :10mg

このカフェイン量は、『茶葉10g・90℃のお湯430ml・1分間抽出に対して』のカフェイン含有量になります。

 

【コーヒーの種類別カフェイン含有量(100mlあたり)】

● エスプレッソコーヒー:300mg
● ドリップコーヒー  :90mg
● インスタントコーヒー:40mg

 

【カフェインの危険摂取量】

● 1日で250mg以上  :睡眠中の中途覚醒(途中で目を覚ます)
● 3時間で850mg以上 :中毒症状

 

5.まとめ

1.氷水出し緑茶とは?
2.氷水出し緑茶の簡単な作り方
3.氷水出し緑茶が、免疫力を高める根拠
4.緑茶、コーヒーのカフェイン含有量

と、案内してきましたが、如何だったでしょうか?

こちらの写真でも紹介しましたが、温かいお茶と氷水出しお茶では、
明らかに旨み(僕にとっては甘み)が違います。

氷水出し緑茶の簡単な作り方

小さいお子さんが居る方には、氷水出し緑茶を作って、エピガロカテキンを摂取して免疫力を高める。
大人の方は、温かいお茶でカテキンを取って健康体になる。

是非とも、お試し頂きたいと思います。

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