TERUです。
ロサンゼルスキャリアフォーラム、ボストンキャリアフォーラムに参加される皆様に向けて、日米両方での就職活動を経験した僕が、巷の就職活動本やインターネット情報では語られる事のない、「エントリーシートの書き方等」を伝授します。
どんな文章(ブログ、SNSの投稿、ES等々)においても、一番大事な事があります。
「次の文を読んでもらう事」
です。
ESにおいては、
・採用担当者を惹きつける見出しを書いても、
・能動的な行動を示す文章を書いても、
・句読点をしっかり付けて読みやすくしても、
・具体的表現を使って、主張を断言しても、
「次の文を読んでくれなければ意味が無い」
という事を忘れてはいけません。
では、どうすれば「次の文を読んでもらえるのか??」
これを学ぶには、こちらの方法がオススメです!
『テレビ番組のCMで学ぶ』
今回の記事では、この方法を説明します。
【目次】
1.テレビ番組が仕掛ける2つのテクニックとは?
2.まとめ
1.テレビ番組が仕掛ける2つのテクニックとは?
僕は、基本テレビ番組は観ません。
ただ昔は観ていました。
昔観ていたときに、僕が見ていたポイントが2つありました。
1.どんなCMが流れているか?
2.CMの前後の仕掛け
です。
(※1に関しては今回は関係ないので説明は省きます)
大事なのは2の「CMの前後の仕掛け」です!
「いかに続きを見たい気持ちにさせるか?」に関しては、テレビ番組の編集者は超一流です。
これは、映画にも言える事ですね!
では、テレビ番組が仕掛ける2つのテクニックとは、どんなものなのでしょうか?
【テレビ番組が仕掛けるテクニック①】
<続きが気になる状態にさせる>
CMに入る前に、
「CM後に、感動のストーリーが明かされる!」
「CM後に、思いも寄らない答えが!」
などの文句を観た事があると思います。
これらが、ESでそのまま使えるわけではありません。
しかし、ここにヒントはありますよね!
視聴者の心を掴むには
「感情を刺激する」
ことです。
この「感情を刺激する」に関しては、こちらの記事(エントリーシートを書き、面接まで辿り着く秘訣)の「採用担当者の方に、自分の事を信用してもらう3つ目の方法」で書きました。
【採用担当者の方に、自分の事を信用してもらう3つ目の方法】
・感動
・共感
・好奇心
感動は、自分が感動した話でも、可能ならば「相手を感動させる事ができる話」
共感は、自分と会社の共通点を見つけ、共感してもらう事です(これは、インターンなどをしている人は使える体験談があるはずです)
好奇心は、相手が「知りたいっ!」と思う話です。(これは諸刃の剣なので、上手く使いましょう)
これらの3つに共通する事は、読み手に次を読ませたくさせるという事です。
【テレビ番組が仕掛けるテクニック②】
<あえて時間をずらして、次の番組の告知をする>
昔は、「夜の8;00からは〇〇という番組」という形で番組がスタートしていました。
しかし、今はあえて7:55頃に番組を終わらせて、7:57頃から次の番組をスタートさせる。という事を仕掛けてきていますよね。
その時には、次の番組の告知で「番組を観たくなるようなポイントをダイジェストで見せる」という事もします。
これをESでどう活かすのか?
それは、こちらの記事(エントリーシートの見出しで、採用担当者を惹きつける方法)でも説明した「風桶理論」を使用する事です。
どういう事でしょうか?
テレビ番組の告知を観ていると分かるのですが、一見関係なさそうな前の番組との繋がりを自然な流れで見せている演出をしている番組が魅力的だからです。
(観ている視聴者は分かっていないですが)
『風桶理論』のポイントは
全く関係ない話からスタートして、自分が導きたい結論までを、因果関係をしっかりと構築してストーリーを組み立てる
です。
※風桶理論の使い方に関しては、こちらの記事(エントリーシートの見出しで、採用担当者を惹きつける方法)を参照して下さい。
2.まとめ
テレビ番組は、視聴者がいて成り立ちます。
何故ならば、視聴率が全てだからです。
なので、いかに視聴者を飽きさせないか?の工夫が至るところに散りばめられています。
勿論、それはテレビだけに留まりません。
・コンビニにある雑誌の表紙
・ビジネス書や小説のの帯
・電車の中のつり革広告
なども同じです。
世の中に溢れている情報を見ているのは、どの人も同じです。
しかし、その情報を如何に違う視点で見ることが出来るか?が就職活動だけでなく、その後の人生に大きく左右します。
テレビ、雑誌、街の広告、、、
全てを見るときには、仕掛ける側の視点で情報を得るように心がけてみましょう!!
この記事が、キャリアフォーラムに向けてエントリーシートを書いている学生さんの役に立てば幸いです!