TERUです。
ロサンゼルスキャリアフォーラム、ボストンキャリアフォーラムに参加される皆様に向けて、日米両方での就職活動を経験した僕が、巷の就職活動本やインターネット情報では語られる事のない、「エントリーシートの書き方等」を伝授します。
エントリーシートを書く上で、就職活動用の本や、就活サイトを参考にする事は1つの手段です。
しかし、それが全てだとは思ってはいけません。
そこで、僕が実際に今まで読んできた本の中から、特にオススメの本を8冊紹介します。
1.神話の法則―ライターズ・ジャーニー (夢を語る技術シリーズ 5)
神話と就職、何か関係あるの?
と思うかもしれません。
しかし、この本は全ての映画、ドラマ、漫画、小説、ゲームの元になる「ストーリーの原理」が書かれています。
エントリーシートにおいて大事な事はストーリーです。
この「神話の法則」に書かれている内容をエントリーシートに完璧に移行する事は不可能ですが、ストーリーを描く上で必ずヒントになります。、
※ただ、翻訳が微妙で読みにくいので、英語が出来る方は原書で読んだほうが良いです。
2.売れる文章術(Kindle版)
この本はエントリーシートを書く上で参考になります。
(前作の「6分間文章術」は、正直駄作なので読まなくていいですw)
本書は「売れるセールス文章」について書かれています。
就職活動とは自分をセールスする事なので、そのスキルは何よりも大事です。
1~5章に分かれていますが、特に読むべきは3章(事例)と4章(見出しの作り方)です。
3.影響力の武器~なぜ、人は動かされるのか
この本は、ビジネススクールのマーケティングの教授にその存在を教えてもらいました。
サブタイトルの「なぜ、人は動かされるのか?」にもあるように、人を動かす手法が1~8章に渡って書かれています。
この本はエントリーシートを書く参考図書としてオススメされる事はありません。
しかし、就活生は必ず読むべきです!!
4.営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する
「自分は営業職には関係ない!」
と思っている就活生にこそ読んで欲しい一冊。
本書は、物語調にストーリーが進んでいくので、「あっ!」という間に読み終わるはずです。
この本で学べる事は「話法」についてなので、面接向きかも知れません。
しかし、この本がベストセラーにも選ばれる理由は、その内容の面白さにあります。
どうして、こんなにも人を惹きつけるのか?
それは必ずエントリーシート作成に役に立ちます!
5.ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック キャッチコピー力の基本 (Kindle版)
情報があふれる現代において、「タイトル」「見出し」「決めゼリフ」など、受け手の気持ちをとらえて離さないワンフレーズが、何より重要です。
もちろん就職活動においてお同じです。
エントリーシート、面接において「自分をアピールする事=相手を魅了するワンフレーズが大事」という真実を知らない学生さんが多すぎです。
この本は、広告、出版業界に勤める人向けに出された本ですが、勿論就職活動の必読書です!!
6.ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
コピーライティングを学ぶ人の必読書。
一見、就職活動には関係なさそうな本ではあります。
しかし、この本から学べる事は「相手をひきつけるための文章術」です。
400ページを超える本ですが、この本を読むことで「相手を惹きつけるとはどういう事か?」を学ぶ事が出来ます。
就職活動のみならず社会に出てからもトップビジネスパーソンになれます!!
7.あなたの意思はどのように決まるか?(上下巻)
ノーベル経済学賞を取ったダニエル・カールマンの本です。
「東大で一番読まれた本」として有名にもなりましたね。
人間の意思決定メカニズムを解析する『行動経済学』の世界的ベストセラーです。
この本は、就職・転職活動のみならず、必ず必要になる情報が満載です!!
8.ピープル・スキル 人と“うまくやる”3つの技術
1979年の刊行以来30年以上ロングセラーを続けている、隠れた名著です。
エントリーシートを書く=ライティングを学ばないといけない
と考えている人が多いです。
しかし、コピーライティングとは、コミュニケーションです。
という事は、コミュニケーションを学ぶ事が、エントリーシートを書く上で重要だという事ですね。
500ページを超える作品なので、最初は戸惑うかもしれませんが、訳者の日本語が上手なおかげもあり、日本語でも読みやすかったです。
(英語が出来る方は、そちらを読むのもありです)
この記事が、キャリアフォーラムに向けてエントリーシートを書いている学生さんの役に立てば幸いです!