TERUです。
成功哲学本、自己啓発本
本屋には、専門コーナーも出来て、毎年色々な成功哲学書、自己啓発本が出ていると思います。
僕も含めて、色々な人が読んでいますよね。
でも、世の中には成功者と言われる人達はごく数%しか居ません。
それは、何故でしょうか?
成功哲学を読んでも、意味が無いのでしょうか??
先日、昔お世話になったタイ人起業家の方とスカイプで話していて、こんな事を言われました。
(ちなみに、彼は成功者と言われる分類に属しています)
今回は対話調で書きたいと思います。
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タイ人「TERU なんで沢山の人が成功哲学書を読んでも、成功出来ないんだと思う?」
TERU「学んだ事を実行に移さないから。だと思う」
タイ人「いい答えだね。でもそれはあくまで表向きの原因で、根本の原因ではないんだよ」
タイ人「一番の原因は、disciplineが弱いからなんだ」
TERU「disciplineが弱い??」
タイ人「disciplineの意味は知ってるよな?」
TERU「もちろん」
※ちなみに、disciplineは、日本語では「自己規律」と訳されることが多いですが、僕のイメージでは「自己への制約」です。
タイ人「成功哲学には、大事なことが書かれているが、本当に大事な事は書かれていないんだよ」
TERU「それが、つまりさっき話した『disciplineが弱いから』という事?」
タイ人「YES!その通りだ」
タイ人「私も含め、普通の人間は自分に甘い」
TERU「それは間違いないですね」
タイ人「その返事は、私の事を言ってるのか?(笑)」
TERU「いや、人間一般の方で!(笑)」
タイ人「ところで、私が以前プレゼントした『AS A MAN THINKETH』は、読んだかい?」
TERU「読んだよ。ただ火事で燃えてしまったので、今は日本語訳だけ持ってるけど」
タイ人「そうだったな。。」
タイ人「あの本の中にも書かれていないことなのだか、強く質の高いdisciplineを持ち続ること。それが本当に大事な事なんだ」
TERU「どうしてそれを書かないんだろうね?」
タイ人「成功者は、本当に大事な事は隠すからさ。それを分かっていないから、人は成功哲学を読んでも成功できないんだ」
TERU「なるほどね~」
タイ人「今、私が話した事で気になった事は無いか?TERUなら気付くはずなんだが。」
TERU「disciplineの量と質?」
タイ人「そうだ!今日は冴えているじゃないか!!なんか良い事でもあったのか?」
TERU「僕がテネシーに居たときよりも成長してるって素直に言って下さいよ~(笑)」
タイ人「成功とは、disciplineの量と質で決まるんだ。成功者と言われる人は、人一倍disciplineの質が高く、強いんだよ」
タイ人「先ほど、『私も含め、普通の人間は自分に甘い』と言ったね」
TERU「はい」
タイ人「これは、本当に大事な事なんだ。世の中にはルールや規制というものが沢山あるが、それは誰かが決めたものだ。それらのルールや規制のせいで自分は成功できないという人が非常に多い。だから、多くの人は成功できないんだよ」
TERU「なるほど」
タイ人「マナーというルールは別にしても、他人に与えられた受動的なルールや規制は、成功には役に立たない」
タイ人「disciplineは、『自分で自分に課した』ものだから重要なんだ」
タイ人「例えば、自分で能動的に行う勉強と、他人から押し付けられた勉強とでは、能動的に行ったほうが、圧倒的に質が高いものになるだろう?」
TERU「それは、間違いないですね。小学校の時の勉強は全く能動的ではなかったので、質は低かったです」
タイ人「ただ、誤解して欲しくないのは、成功哲学書が意味が無い。と言っているわけでないんだよ」
タイ人「成功哲学書を読むという事は、成功者の基本的な考え方や共通の習慣などを学ぶ事ができるから、非常に大事なんだ。それが土台となって、その上に自分のオリジナリティーを乗っけていくんだ。」
タイ人「今回は、ここまでにしようか。もしテネシーに遊びに来るチャンスがあれば、また連絡くれ」
TERU「今日は、貴重な時間を有難うございました」
※この会話は、彼との会話のごく一部ですが、非常に多くのことを学びました。
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僕は、世の中にある全部の成功哲学書を読んだわけではありません。
なので、もしかしたら世の中にある成功哲学、自己啓発に関する書籍の中には、disciplineに似たような表現が書かれているかも知れません。
もし、そういった事が書かれている書籍でオススメがあれば、是非教えて下さい^^
彼との会話の中で思い出したのは、
「学ぶ」とは、「まねる(真似る)」から派生した言葉である
という事です。
何事も、真似から入っていいと思います。
その土台が出来てから、オリジナリティーを作る。
最近、自分のオリジナリティーを出そう出そうと躍起になっている自分が居たので、今回の彼との会話は原点に戻る事ができました。
あと、昔読んだマンガの「ハンター×ハンター」(まだ続いてるのかな?)
あのマンガの中で、確か『制約と誓約』みたいな話があった記憶がある。
そう思って調べてみたら、ありましたね。
自分に課した制約を守れなかったときの、自分への罰(=誓約)。
この話も、次回彼に聞いてみようかな。
と思いました。
【本の紹介~「原因」と「結果」の法則(三マーク出版)】
今回紹介したい本は、こちらです。
日本のタイトルだと「原因」と「結果」の法則(サンマーク出版)
帯には
ナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、オグ・マンディーノなど、
現代成功哲学の祖たちが、最も影響を受けた伝説のバイブル。
聖書に次いで一世紀以上ものあいだ
多くの人々に読まれつづけている
驚異的なロング・ベストセラー
とあります。
95ページの本なので、1時間もあればパパッと読めると思います。
是非、チャンスがあれば一読を!