風邪と睡眠の知られざる関係と、効果的な4つの風邪対策

TERUです。

 

2017年も一週間が過ぎました。
これからの季節、気をつけないといけないのは「風邪」ですね。

対策の一番の基本は「うがいと手洗い」ですね。

うがいと手洗いで、外出から帰った時には、手や喉についたウィルスを洗い流す

うがいと手洗いで、外出から帰った時には、手や喉についたウィルスを洗い流す

 

それに加えて、「風邪の予防」と言う面では、『睡眠の質』『睡眠中のケア』が非常に大事だという事を知っている人はあまり居ないと思います。

そこで、
「風邪と睡眠」の関係性
「風邪をこじらせない為の4つの方法」
をまとめてみました!!

【目次】
1.風邪は眠っている時にひきやすい
2.寝ているときに風邪を引く原因とは?
3.睡眠の質と量にも気をつける
4.風邪をこじらせないための、4つの対策

 

 

1.風邪は眠っている時にひきやすい

風邪は眠っている時にひきやすい

 

元東京都神経科学総合研究所研究員、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所老人精神保健研究室長をへて、現睡眠評価研究機構代表の白川さんは

「風邪は眠っている間に引くことが圧倒的に多いんです」

このように言っています。

 

朝、起きたときに
・なんか喉が痛いな
・だるいな
・頭が痛いな
・だるいな
と、風邪のサインを感じる事があると思います。

実は、睡眠中はウイルスへの抵抗がもっとも弱い時間帯なので、風邪を引きやすいと言われています。

 

 

2.寝ているときに風邪を引く原因とは?

寝ているときに風邪を引く原因とは?

睡眠中は、免疫機能の中心的役割を担うマクロファージなどの免疫細胞も活発に働かず、唾液の分泌も少なくなります。
鼻やのどの粘膜が乾くと、ウイルスに対する抵抗力が落ちます。

特に、睡眠中に鼻が詰まり口で呼吸している人は、特にのどの粘膜が乾きやすくなります。

 

【昼間と睡眠中の防御力の違い】

★昼間:唾液の分泌が多く、粘膜の防御力も強い。口に入ったウイルスは飲み込んで胃酸によって殺してしまうので増殖できない。

★睡眠中:乾いた粘膜にウイルスが貼りつき、増殖しやすくなってしまう。

 

 

 

3.睡眠の質と量にも気をつける

 

睡眠の質をあげる

アメリカで行われた実験結果によると、睡眠の質が良くない人は、睡眠の質が良い人よりも約5.2倍、鼻風邪をひきやすいそうです。

【実験内容】
21~55歳のアメリカ人153人の鼻粘膜に風邪のウイルス(ライノウイルス)を付着させ、2週間で何人が発症するかを調べたそうです。
(※この実験では睡眠の量(時間)よりも質を重視したとのこと)

【実験結果】
中途覚醒が「睡眠時間の2%以下」と、安定して眠れた人たちは7人に1人しか発症しなかった。
中途覚醒が「睡眠時間の8%以上」と、よく眠れない人たちは2人に1人が発症。

※中途覚醒とは、寝ている途中に目が覚めてしまう不眠症の症状の一種。

(睡眠の質と風邪の発生危険率の相関グラフ)
(出典:Arch Intern Med. 2009 Jan 12;169(1):62-7)

 

 

睡眠時間にも気をつける

12月は忘年会、1月は新年会。
と飲み会が続き、体力も落ち始めます。
そして、睡眠時間もいつもよりも減ってきますよね。

風邪の引き始めは、身体がだるくなり睡眠をとりたくなります。
その理由は、体内の免疫系が、睡眠を誘発するからです。

人間の体は、ウイルスや細菌が侵入してきた時に、体内でウイルスや細菌を攻撃して身体を守る免疫力が備わっています。
体内の免疫力を高めるために必要とされるものの1つが『睡眠の量』です。

ここで、睡眠の量と風邪の関係性を示すデータを見てみましょう

【実験内容】
5万6953人の女性を対象に、睡眠時間と風邪をこじらせ肺炎になるリスクの関係を調べた調査しました(2012年1月)。

【調査結果】
睡眠時間が8時間の人を基準として
・5時間以下の人は1.39倍、肺炎になるリスクが高い
・9時間以上の人は1.38倍、肺炎になるリスクが高い
という調査結果が出ました。

 

「風邪をひいたら寝て治すのが一番!」
と言われますよね。

でも、短くても駄目。長く眠りすぎても駄目なのです!!

一説では、『長く眠りすぎると多くは中途覚醒や浅い睡眠が増えて、睡眠の質が悪くなるから』とも言われています。

 

4.風邪をこじらせないための、4つの対策

ここでは、風をこじらせないための、4つの対策を紹介します。

1.部屋の保湿
2.顔の周りの保湿
3.空気清浄機を使う
4.ハウスダストを減らす

 

1. 部屋の保湿

風邪をこじらせないために、睡眠中に気をつけたい4つのこと

冬場は、部屋の中の気温が下がり、空気も乾燥しがちで風邪のウイルスも空気中に増加しやすくなります。
そして寝ている間は喉も乾燥しがちで、風邪のウイルスは乾燥した喉から侵入してきます。

そこで、睡眠中の風邪対策のキーワードは『保湿』です。

湿度が低く、空気が乾燥していると、風邪のウイルスも乾いて軽くなります。
空中に浮遊して、鼻や口に入りやすくなるのです。

湿度を50%以上に保つとウイルスの95%は活動できなくなる。と言われています。

 

【保湿の具体的な方法】・加湿器を置く
・洗濯物を室内に干す
・観葉植物を置く
・洗面器・コップなどに水を入れて置いておく
・濡れたタオルを干す

などの方法があります。

 

 

2.顔の周りの保湿

顔の周りの保湿マスクを着けて寝ると、呼気に含まれる水分によって、口腔内の湿度を高く保つことができます。

特に保湿しやすいガーゼのマスクがお勧めです。
実際、アナウンサーや声優など、のどを大切にしている「声のプロ」はマスクを着けて寝る人が多いといいます。

マスクを着けて寝るのに抵抗があるという人は、睡眠中に顔の周りの湿度を50%以上に保つ小型保湿機もオススメです。
また、首周りをタオルやネックウォーマーなどで温めて眠るのも効果があります。

僕は、喉をやられると風邪を確実にひくので、部屋にはこちらを置いています。

 

 

 

3. 空気清浄機を使う
花粉症対策と同じく、睡眠中に空気清浄機を使うのも有効です。
完全にとは言いませんが、部屋の中にいるウイルスをかなり除去することができます。

 

 

4.ハウスダストを減らす

汚れた寝具を使っていると、
・体内の免疫細胞がダニやホコリなどの対応に追われる
・風邪のウイルスにまで手が回らなくなる

その結果、睡眠中に風邪をひきやすくなるそうです。

ですので、寝具からダニやホコリを取り除くには、まめに掃除機をかけることが大切になります!!

 

以上が、

・睡眠と風邪の関係

・風邪をこじらせないための4つの対策法

になります!!

 

何かの参考にあれば、幸いです。

 

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