TERUです。
2017年1月で、発売から50周年を迎えたミルメーク!!!
先日、アメリカでミルメーク(バナナ味、メロン味)を
アメリカ人に飲ましてみたら「オーマイガー!」という言葉が返ってきました(笑)
僕は、ミルメークは絶対にアメリカでヒットすると思います。
その理由などをまとめてみました。
【目次】
1.ミルメークとは?
2.ミルメークのカロリー、栄養、原材料は?
3.ミルメークの全国認知度
4.ミルメークの認知度調査結果(個人調査)
5.ミルメーク、アメリカで大ヒットの予感
6.ミルメークをアメリカで販売するには?
1.ミルメークとは?
【ミルメーク誕生の歴史】
ミルメークが発売されたのは1967年。
2017年で発売から50周年が経ったミルメーク。
元々ミルメークの存在を知っていて、
ミルメークは全国区だと思っていた人は多いのではないでしょうか?
実は、ミルメークを作っている大島食品は名古屋の会社です。
大島食品工業は48年、医薬品を製造する「大島製薬所」として創業。
59年には調剤で培ったノウハウを生かし食品分野に進出しました。
この時期は、学校給食の飲み物が脱脂粉乳から牛乳に変わる過渡期でした。
その時に、栃木県の学校給食会から
「脱脂粉乳の方が牛乳に比べてカルシウムやビタミンB2などの栄養価が高く、切り替えに当たって『足りなくなる栄養を美味しく補えないか?』」
と打診されたことがキッカケだったそうです。
学校給食会からの打診はあったものの、
当初は『足りなくなる栄養を美味しく補えないか?』というテーマに苦労したそうです。
ミルメーク開発時、商品開発と営業の担当社員は、
カルシウムなどを牛乳にそのまま入れて飲んで試してみたが、
あまりに美味しくなくて駄目だったそうです。
そもそも、給食に出すものなのだから、
子供が「美味しい!」と思う飲み物でないと駄目ですよね。。。
何度も試行錯誤を繰り返していた時、
偶然、子供がコーヒー牛乳を買ってきたのをヒントに、
ミルメークは誕生しました。
その後は、全国にいる営業担当社員が給食を作る栄養士と話し合いを行って、
改良も加えてきたそうです。
厚生労働省による国民健康・栄養調査の結果などで
子どもたちに鉄分不足の傾向が出ると、新たに鉄分を加えるなどの
見えない品種改良も行ってきているそうです。
【ミルメークの味の種類は?】
コーヒー
ココア
紅茶
いちご
バナナ
メロン
キャラメル
抹茶きなこ
があるそうです。
僕は、抹茶きなこは飲んだ事がないですね。
アメリカの我が家に常備してるストックw
ココア&紅茶は、正直イマイチでした。
そもそも、多くの人はココアも紅茶を
わざわざミルメークで飲もうとは思わないのではないでしょうかね(笑)
2.ミルメークのカロリー、栄養、原材料は?
さて、ミルメークの気になるカロリー、栄養、原材料ですが、、
うちに常備しているストックから調べてみました。
【ミルメークのカロリー】
コーヒー味が1袋あたり、8gで23kcal。(牛乳150mlで作ると127kcal)
バナナ味が1袋あたり、7gで28kcal。(牛乳150mlで作ると132kcal)
イチゴ味が1袋あたり、5gで19kcalです。(牛乳150mlで作ると123kcal)
メロン味が1袋あたり、6gで24kcalです。(牛乳150mlで作ると128kcal)
【ミルメークの栄養表示】
コーヒー味、バナナ味、イチゴ味、メロン味の表示はこうなっています。
コーヒー味
バナナ味
いちご味
メロン味
【ミルメークの原材料】
コーヒー味、バナナ味、イチゴ味、メロン味の表示はこうなっています。
コーヒー味
バナナ味
いちご味
メロン味
コーヒー味の中にはインスタントコーヒーと記載があるので、妊婦さんやお子さんには注意が必要です!
3.ミルメークの全国認知度
ミルメークは、僕が小さいときにも学校給食で出ました。
なので、僕は勝手に「ミルメーク=全国区」だと勘違いしていました。
まるで、MAXコーヒーが全国区だと思っていたのと同じように(笑)
ただ、
「ミルメークって何?」
「何のことだか分からない」
「聞いたこともない」
という人もいるという事がネットでも話題になっています。
Jタウンが「ミルメーク、給食に出た?」
という問いかけに対しての結果はこちらです
※総投票数1225票、2016年10月6日~11月22日
↓↓↓↓↓↓
「出た」は786票、64.2%
「出ない」は439票、35.8%
ミルメークが「出た」と答えた人の率を、
0~50%
51~70%
71~90%
91~100%
と、4段階に分けた上での結果を色分けすると、
このような分布図が出来上がります。
<都道府県別:ミルメークの認知度調査の結果>
<東日本>
ミルメークが「出た」と答えた人の率が91%以上の赤い色は秋田、山形、栃木、群馬、長野。
「出た」率71~90%のオレンジ色は、東北・関東・甲信越に見られます。
岐阜・長野辺りから北上して、岩手・秋田まで、「出た」率は相当に高いですね。
どちらかと言えば、赤やオレンジが目立っているエリアという事になりますね。
<西日本(関西地区)>
「出た」率0~50%のグリーンが、大阪・京都・和歌山に集中。
「出た」率51~70%の黄色も、滋賀・兵庫・奈良に集中。
これを見る限り、関西の「出た」率はけっして高くないということになります。
<西日本(中国・四国・九州地方)>
オレンジ色や赤が増えるエリアですが、、、
広島・香川・長崎・鹿児島・沖縄に至っては
「出た」率0~25%という結果になっています。
☆本拠地名古屋での結果は?
ミルメークを製造・販売している大島食品工業の本社は、愛知県名古屋市。
お膝元である愛知県の「出た」率は68.9%で、イエロー。
「出ない」率31.1%に比べれば高いが、
本来ならばもっと「出た率」が高くても良さそうですよね。
こんなにもバラツキがあるのは何故でしょうか?
実は、給食は、都道府県ではなく市区町村の教育委員会が中心となって献立作成委員会で決めるんです。
なので、同じ県でも市町村によってバラツキが発生します。
ちなみに、大島食品工業のお膝元である愛知県の中で、
名古屋市だけは学校給食に採用されていなかったようです。
「出ない」率31.1%はおそらく名古屋市出身者だと思います。
これは、次の僕の個人調査によっても明らかです。
僕の地元の2つ隣の駅に住んでいた友人には出ていなかったりするので、
市町村に決定権があるというのは本当のようです。
4.ミルメークの認知度調査結果(個人調査)
僕も、個人的に出身地も年代もバラバラの友人達34人に
「ミルメーク知ってますか?」
という調査をしてみました。
【僕の個人的なミルメーク認知度調査結果(地域、年代別)】
北海道(札幌市:平成6年生まれ)・・・給食では出なかったけど、存在は知ってる
福島(白河、本宮:昭和60年生まれ)・・・給食で出た
福島(年代不明)・・・給食で出た
岩手(森岡市:平成5年生まれ)・・・コーヒーよりもイチゴが好きでした
栃木(那須塩原:昭和59年)・・・学校の給食で出た
埼玉(草加市:平成5年生まれ)・・・これ何ですか?
埼玉(所沢市:昭和53年生まれ)・・・給食では出なかった
埼玉(川越市:昭和60年)・・・生まれて初めて見た
東京(世田谷:昭和52年)・・・そもそも存在を知らない
東京(昭和57年)・・・初めて見ました
東京都(世田谷区:平成4年生まれ)・・・懐かしい。知ってます
東京都(八王子市:昭和53年生まれ)・・・そもそも存在を知らない
東京(昭和59年生まれ)・・・知っているが、給食では出たことが無い
東京(昭和59年生まれ)・・・知っているが、給食では出たことが無い
神奈川(昭和55年生まれ)・・・そもそも存在を知らない
神奈川(昭和55年生まれ)・・・そもそも存在を知らない
神奈川(川崎市:昭和49年生まれ)・・・この商品知りません
神奈川(横浜市:昭和53年生まれ)・・・横浜市の給食には出なかったです。
千葉(松戸市:昭和53年生まれ)・・・もちろん知ってる
千葉(松戸市:昭和54年生まれ)・・・給食が無かったから知らない
千葉(千葉市:昭和47年)・・・そもそも存在を知らない
千葉(鎌ヶ谷市:昭和41年生まれ)・・・ミルメークに育てられました
静岡(昭和52年生まれ)・・・給食で出るのを楽しみにしていました^^
愛知(名古屋市:昭和55年生まれ)・・・本社から自転車で15分。存在を知ったのは最近
愛知(西尾市:年代不明)・・・給食で出た
愛知(名古屋:昭和53年生まれ)・・・給食で出てきたことない
奈良県(年代不明)・・・給食で出た
大阪(八尾市:平成3年生まれ)・・給食でバンバン出てた
兵庫(昭和55年生まれ)・・・給食で出てたって事が驚きw
広島(昭和50年生まれ)・・・そもそも存在を知らない
山口(年代不明)・・・そもそも存在を知らない
熊本(年代不明)・・・給食で出た
熊本(熊本市:昭和48年生まれ)・・・給食で出た
鹿児島(霧島市:平成2年生まれ)・・・キャンディーですか?粉末飲料ですか?
沖縄(沖縄市:平成2年生まれ)・・・余裕で知りませんw
どうやら、各市町村で給食の内容を決めているというのは、
この調査を見る限り明らかなようですね。
同じ県内でも年代でも地域でもバラツキがあり、中々面白い結果になりました。
ただ「『全国の学校給食で大人気』というのは詐欺ではないのか?」という声も上がりました(笑)
5.ミルメーク、アメリカで大ヒットの予感
僕のアメリカ人の友人には、大うけでした!
パッケージを英語にして上手に販売すれば、
アメリカで大当たりする気がします。
僕がそう思う根拠 ↓(下の画像を見てください)
これは、僕がよく行くスーパーマーケット
「Trader Joe’s」の牛乳売り場です。
写真を見て一目で分かるように、
パッケージの大きさが半端ではありませんwww
もちろん、小さいパッケージもありますが、基本1Gallon (=3.78L)です
こんなに大きなマーケットが目の前にあって放っておくのは、勿体無いですね。
ただ、アメリカで販売する場合は
・コーヒー味
・ココア味
・紅茶味
は止めた方がいいです。
100%売れません。
アメリカは、日本以上にコーヒー文化です。
マンハッタンなどに行くと、1ブロック毎にスターバックスがあり、
街を10分歩いたらコーヒーを持って歩いてる人を4~5人とすれ違います。
さすがに、そんな国でコーヒー味は売れません。
また、ココア、紅茶はお手軽に家で作れるので、
あえて粉末で飲むアメリカ人は居ないでしょう!
【大島食品工業が海外に進出すべき別の理由】
日本は、少子化という問題を抱えています。
つまり、給食での使用量が減るという事を意味しています。
そこで、大島食品工業さんも小売販売を既に行っていて、
近年では小売販売は給食への出荷台数の約2倍になってきています。
しかし、そうは言ってもパイが小さすぎるし、
その販売が10年も続く事は不可能です!!
そして、2020年は東京オリンピックがあります。
東京オリンピックでは、凄い数の外国人が日本を訪問します。
わざわざ自分から海外に出て仕掛けなくても、
見込み顧客があちらからやってくるのです。
その人達が、ミルメークのパッケージなどを自国に持って帰ってSNSで拡散したら?
そんな事を想像するだけで、ワクワクしませんか???
その為には、英語表記のパッケージも作るべきですよね。
あとは、外国人ウケがいい味も作るべきです
特に、抹茶味などはオススメ!!)
6.ミルメークをアメリカで販売するには?
僕が大島食品工業の海外マーケット部門の担当者であれば、
販売手段はこうです
↓↓↓↓↓↓
・商品コンセプトをアメリカ人が一発で分かるようにする
・商品の特徴を英語一言で表現できるようにする
・商品のストーリーを作り上げる
その上で
・ターゲット層を決める(中産階級に設定)
・販売先を中層以上のスーパーでの販売に限定する(トレジョなど)
・価格帯を決める(あえて少し高めに設定)
・パックはアソート(ミックス)にする
・海外限定の味も作る(逆輸入で流行る事も想定する)
・アメリカで実際に場所を絞って、試飲を数ヶ月繰り返し行う
最後に
・SNSを活用(どのように作って飲むのか?を動画で配信等)してシャアさせる。
というのが、超簡単ですが海外展開の方法でしょうか。
試しに、バナナ味、メロン味を一口飲んで
「オーマイガー!何だ。この魔法の粉は!」と言っていた友人は、
「これがアメリカで出たら絶対に買う!!」と言っておりましたw
大島食品工業さん、こういう日本が誇る商品は海外を対象に今後売り出すべきですよ!!!
って見てないかw
なんなら、アメリカでの販売コンサルしますよ~~。
今回の記事が、参考になれば幸いです。
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