TERUです。
YouTube(ユーチューブ)と言えば、アメリカ合衆国カリフォルニア州で生まれた「無料で利用できる動画共有の代表的なサービス」です。
Youは「あなた」、Tubeは「ブラウン管」という意味です。
そんなYouTube(ユーチューブ)で、最初の動画が投稿された日。
それが2005年4月23日です。
そんなYouTubeについて、少しまとめてみました。
【目次】
1.YouTube(ユーチューブ)は、2005年に誕生
2.世界で一番最初の動画とは?
3.2006年にグーグル社にデニーズで買収される
4.YouTubeが世界の常識を変えた
5.YouTubeチャンネルの紹介
1.YouTube(ユーチューブ)は、2005年に誕生
2005年2月。
アメリカのカリフォルニア州で、YouTubeは、共同創設者であるチャド・ハーレー、スティーブ・チェンの2人によって生まれました。
(YouTube共同創設者であるチャド・ハーレーとスティーブ・チェン)
チャドはCEO(最高経営責任者)に、スティーブはCTO(最高技術責任者)になりました。
当時、インターネット上にはFlickrなどの写真を無料で共有するサービスはありました。
その一方、ファイルサイズが大きく、メールで送りにくい動画の共有サービスはありませんでした。
そこで、チャド・ハーレー、スティーブ・チェンの2人によって生まれたのが
『無料で再生時にCMが表示されることもなく、特別な再生ソフトを必要とすることもない、画期的なサービス』
それがYouTubeでした。
すべて自前でシステムを構築することで低コストを維持し、実現させました。
その便利すぎるサービスは、世界中で一気に広がり、利用者は世界中で爆発的に増えます。
今では
「動画サーバーと言えば?」
と聞かれれば、10人中10人が
「YouTube(ユーチューブ)」
と答ええるほどの世界的な企業として知られています。
しかし、当時は、共同創設者のチェンのクレジットカードを限度額まで使い切って、サーバーを維持する状態だったと言います。。。
また、テレビ局などからの著作権侵害への指摘も深刻化し、それらに対応する人も十分ではない状態でした。
当時の様子を、スティーブ・チェンは、このように語っています。
「でもね、ベンチャーキャピタルからの投資がもうちょっと遅かったら、僕のクレジットカードの限度額を超えてた」
「米国外からのアクセスが増えるのに、言語の対応もままならない。携帯電話に対応すれば、さらに市場が広がるのは目に見えていたが、それも手付かず。特に著作権侵害をめぐる法務問題に関しては、人を雇って対応する余裕が全くない」
YouTube共同創設者の一人であるスティーブ・チェン
2.世界で一番最初のYouTube動画とは?
「世界で一番最初のYouTube動画」ですが、撮影されたのは動物園です。
「Me at the Zoo」というタイトルで、ゾウを前にチャド・ハーレー(共同創設者の一人)が19秒間、話しています。
☆こちらが、世界で一番最初のYouTube動画です
↓↓↓↓↓↓
3.2006年にグーグル社にデニーズで買収される
2005年4月23日に出来たYouTubeですが、その新しいマーケティング手法に目を付けた企業が二つありました。
・ヤフー
・グーグル
です。
チャド・ハーレー、スティーブ・チェンは、当時ヤフーとグーグルの2社と交渉をしていました。
結果、2006年10月、YouTubeはグーグルから16億5000万ドル(当時の円換算で2000億円)で買収されることになります。
売却当時、チャド・ハーレーは29歳、スティーブ・チェンは28歳という若さでした!!
買収した直後の二人の様子もYouTubeに載っています。
【YouTubeとグーグルの交渉場所は、デニーズ】
交渉は意外な場所で行われました。
人目を避けるため、シリコンバレーのデニーズでグーグルの共同創業者、サーゲイ・ブリン、ラリー・ペイジと接触していたのです。
(YouTubeとグーグルの交渉場所は、デニーズ)
インターネットの世界の勢力図、常識を書き換える重要な決断の舞台は、まさかの「ファミレス」だったのです。
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