TERUです。
2016年10月に
「アマゾンがコンビニ進出計画 米報道、物流インフラ活用」
という記事が出た時には、正直「いくらアマゾンでもそんな差別化出来ないだろう」と思っていましたが、、、
2016年12月に
「自動で会計、待ち時間なし アマゾンがコンビニ進出」
という記事を見て、「本当かよ!!」とビックリしました!!
その名も「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」です。
この無人化・自動化の「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」は、今後どのような影響を我々に与えるのでしょうか?
また、この記事はこれから就職活動を行う学生さんには、何かとヒントを与える事でしょう。
【目次】
1.Amazon Go(アマゾン・ゴー)とは?
2.アマゾンによる人類補完計画
3.まとめ
こちらの動画をご覧下さい。
Amazon Go(アマゾン・ゴー)の紹介ビデオです。
2.棚に戻すとチャージが解かれる仕組み。
3.レジもない。
簡単に言うとこの3つなのですが、Amazon Go(アマゾン・ゴー)の凄みは、
『カメラやセンサーで取り込んだ画像データをAIで処理して、レジによる決済を不要にする機能を備えている』
という事です。
『買物を終えた人は、レジに並ぶことがない』
これは、「なるべく無駄な時間を省きたい」という購買者意欲を強く反映したものです。
また、この意欲はITの発達により更に強くなっていくと思います。
また、店舗規模は150平米(=約30坪)の店舗面積です。
陳列商品はセブン・イレブン並みの1600~1700品目くらいでしょうか。
最後の「No Lines, No Checkout」が10年後(2026年頃)には当たり前になっているんでしょうね!
【Amazon Go(アマゾン・ゴー)~今後の店舗展開は?】
今は、マゾンの本社ビル群がある米ワシントン州シアトル中心部の1号店で社員向けに試験を始めているようです。
そして、来月には一般客向けに開店する。広さは約167平方メートルと、日本の郊外のコンビニよりやや広い規模。
商品ラインナップは、飲料やスナック、サンドイッチ、パンやチーズなどの総菜。
今後は、「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」のブランドで米国の他の大都市にも順次出店していく計画らしいです。
この、Amazon Go(アマゾン・ゴー)が仕掛ける
「レジ決済不要の自動化・無人化コンビニ」
は、何を意味するのでしょうか?
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②顧客の入店後の行動パターンが監視される(売り場のどこでの滞在時間が長かったか?など)
③アプリで顧客の属性は明確になる
④天候、気温によって、各顧客が何を買うかデータ化される
これら全ての行動パターンが、アマゾンによって管理されることになります。
あまり気づいてない人も多いかもしれませんが、普通にアマゾンで買い物をしていると、
「これが、あなたへのオススメですよ」
と案内されますよね。
あれは、各顧客の好み、行動パターンなどが管理されているという事です。
それが、今度は外での買い物のパターンも管理されてしまうという事を意味しています。
知恵を持った人間は、AIという便利な実を与えられました。
こうなる事で、人間は進化しつつも退化していきます。
こういったコンビにでは、店員との争いも生まれず、安らぎの世界に包まれる事になります。
これを、「アマゾンによる人類補完計画」と呼ばずして、なんと呼ぶのでしょうか?
まぁ、それでも技術革新は、前進はしても後退は絶対にしません。
ワシントンDCエリアにアマゾン・ゴーが出来るのはいつになるかは分かりませんが、シアトルに行く機会があればトライしてみたいですね!
さて、ところで、アマゾンを初めとするIT大手5社(Facebook、Amazon、Alphabet(Google)、IBM、Microsoft)は、着々と
「AIによる人類補完計画」を進めていますw
AIの研究を熱心に進めている会社と言えば、上記5社以外にも「Apple、Twitter、Intel、Baidu」などがあります。
そんな大手の中でも、Facebook、Amazon、Alphabet(Google)、IBM、Microsoftの5社は2016年9月末に共同で発表を行いました。
それは、AIにおける新たな提携でした。
この発表に関する記事内容の一部はこちらです
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Partnership on AIは人工知能に関する研究及びベストプラクティスの普及を目指す。
現実の活動として考えると、この5社の代表は頻繁にミーティングを行い人工知能の進歩を促進するための議論を交わすことになる。
また、このグループは企業の垣根を超えてコミュニケーションを図る正式な組織も結成する。
新組織は単なる議論ではなく、実例をもってAIの普及を図ろうとしている。
パートナーシップはオープンライセンスの標準をもちいてAIプロダクトに関する研究成果を公表していく。
これにはテクノロジー面だけでなく、倫理、プライバシー、少数者の保護など広い分野が含まれる
将来、AIによる「シンギュラリティー」が人類の存続を脅かすかどうか?という議論に熱心な向きな人もいる。
しかし、我々はすでにAIが関連する現実の問題の長いリストを抱えている。
コンピューターは、われわれの職をすべて奪ったりしていないものの、以前から人間が持っている否定的特質も拡大する力がある。
偏見が優勢な世界は偏見を含んだデータセットを生み、偏見を含んだデータ・セットは偏見のあるAIフレームワークを生成する
表向きは、このように言ってはいますが、今後AIが加速度的に発展していくのは明らかですね。
僕は、これの提携は「IT業界による人類補完計画の第〇章」だと勝手に思っています(笑)
IT企業は、便利なツールを開発していきます。
それを、人間は使っていきます。
しかし、便利なものを使っていけばいくほど、人間の脳は退化していきます。
実際、僕自身もパソコンで文字を生活になれてしまったので、漢字を忘れています。。。
IT業界による「人類補完計画」に負けないためにも、
『ツールに使われるのではなく、ツールを使う側の人間』
にならないといけませんね!!
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