想像力を働かせて、既成概念を壊すことのメリットとは?

TERUです。

 

昔、A社という靴を取り扱う会社のセールスマンが、アフリカにセールスミッションを持って飛び込みました。

想像力を働かせて、既成概念を壊すことのメリットとは?

 

その数日後、そのセールスマンは市場をリサーチし、日本の上司に電話をしました。

「部長、ここはダメです。全員裸足で、誰も靴なんて履いていません」

 

部長は、その報告を聞いて、こう言いました。

「そうか、大きなマーケットだと思ったんだがな。。」

そして、そのセールスマンは帰国しました。

 

時を同じくして、A社のライバル会社であるB社のセールスマンも、同じアフリカの土地に降り立っていました。
そのセールスマンは、数日間のリサーチを経て、日本の上司に電話を入れます。

 

「ここは最高の市場です。ここでは誰も靴を履いていません。
裸足という文化なのです。
考え方次第では、全員がお客様となる可能性を秘めています。」

「靴の素晴らしさと安全性を、僕は皆に説いて回ります」

と。

 

これは、有名なストーリーなので御存知の方も多いかもしれませんね。

 

【想像力の欠如と、既成概念に囚われれることのデメリットとは?】

2人のセールスマンは、同じ時に同じ場所に立っていました。
そして、同じ風景を見ていました。

想像力を働かせて、既成概念を壊すことのメリットとは?

しかし、根本的な感じ方が違っていました。

A社のセールスマンはダメだと感じた
B社のセールスマンはいけると感じた。

 

この感じ方の違いの原点は何でしょうか?

「想像力」

です。

 

A社のセールスマンは、「裸足=靴をはかない」
B社のセールスマンは、「裸足=靴を履くべき」
と想像しました。

この想像力は、自分の経験、知識などから作り出されたイメージです。

 

そのイメージこそが

「既成概念」

です。

 

アメリカの映画監督、アニメーター、実業家であるウォルト・ディズニーは、こう言いました。

「夢見る事が出来れば、実現できる」

 

これは、つまり・・・。

「自分がイメージした限界が、自分の可能性への限界である」

とも言えますよね。

 

可能。不可能を決めるのは、いつも自分です。

 

【蚤とコップの話】

こんな話を聞いた事がないでしょうか?

「蚤とコップ」の話です。

蚤は30センチほどのジャンプ力があると言われています。
そんな蚤をガラスのコップに入れて、ガラスの蓋をするという実験がありました。

 

蚤は、最初はコップから出ようとジャンプするのですが、その度にガラスの蓋にぶつかります。

 

しばらくしてガラスの蓋をとるとどうなるでしょうか?

蚤は、コップの蓋の高さよりも高くジャンプすることが出来なくなってしまったのです。

 

蚤は自分の「不可能」の限界を決めてしまったのです。

 

 

【想像力を働かせて、既成概念を壊すことのメリットとは?】

さて、想像力、既成概念、ガラスのコップというキーワードが揃ったので、このお話を。

 

ガラスのコップを想像してみて下さい。

想像力を働かせて、既成概念を壊すことのメリットとは?

そして、頭の中で想像したガラスのコップを

・真上
・真正面
から見た、と想像してみましょう。

 

どんな風に見えましたか?

 

コップをコップとして見ていた時とは、違う形に見えませんか?

 

想像力を働かせて、既成概念を壊すことのメリットは、
様々な視点で物事を見れるようになる。

という事です。

 

視点を増やす事のメリットに関しては、今までのブログ記事で沢山書いてきました。

その中でも評判が良かったのは、こちらの記事です

成功者から学んだ「想像力を鍛え、視点を劇的に変化させる方法」

 

この記事が、想像力の欠如、既成概念に囚われて、悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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