MBAホルダーから就活生へのメッセージ⑦~エントリーシートを書く時は、具体的かつ主張を断言する!

TERUです。

ロサンゼルスキャリアフォーラム、ボストンキャリアフォーラムに参加される皆様に向けて、日米両方での就職活動を経験した僕が、巷の就職活動本やインターネット情報では語られる事のない、「エントリーシートの書き方等」を伝授します。

 

超有名企業の採用担当者の方に「どんなエントリーシートが頭に残りますか?」と聞いたら、こんな答えが返ってきました。

「いいたい事が断言されていて、主張が明確なエントリーシートですね」

「逆に、曖昧で、漠然とした、つまりは何となくぼんやりしたエントリーシートは頭に”全く”残りません」

この答えからも分かるように、大事な事は

 

「抽象的な表現を具体的にする」

「主張を断言する事」

の2点です。

 

【目次】
1.曖昧&抽象的な表現を具体的にする
2.主張を断言する
2.まとめ

 

1.曖昧&抽象的な表現を具体的にする

曖昧&抽象的な表現を具体的にする

曖昧かつ抽象的な表現とは、一体どんなものがあるでしょうか?

・たくさん
・わずかな
・多くの
・少ない
・凄く
・かなり
・非常に

こういった言葉は、決して使う事が悪いわけではありません。
大切な事は、ポイントとなる箇所で「より具体的な表現」にする事です。

 

【具体的な表現にする方法】
曖昧な表現 具体的な表現
たくさんの人をパーティーに招待した 100人の人をパーティーに招待した
凄く痛かった 指が腫れるほど痛かった
かなり効果があります 通常の2倍以上の効果がある

 

左が「曖昧な表現」
右が「具体的な表現」
になります。

これだけでも充分ですが、もっと状況をイメージさせたい場合はより具体的にする事も出来ます。
しかし、ESではそこまでしなくても大丈夫です(文字の制限もありますしね)

 

【抽象的な表現、具体的な表現を学ぶ】

僕のオススメは、

『とりあえず、小説を10冊読む』です。

作家は誰でもOKです。
・夏目漱石
・アガサ・クリスティー
・村上春樹
誰でもOKです。

ブックオフに行けば、100円コーナーに売っているはずです。
その中から、10冊ピックアップして、一日で一気に読みましょう。

これは、ある意味ドラッグ的な手法ですが、色々な作家の本を一気に読むことで、様々な表現技法を脳に叩き込む事が出来ます。

僕も経験済みなので、効果は保障します!!

 

2.主張を断言する

また、文章の語尾にも気を使いましょう。

・~と思います。
・~場合があります。
・~かも知れません。

こういった語尾表現を使用すると、自信の無さを与えてしまいます。
曖昧な言い方をするより断定した言い方をした方が説得力があります。

 

しかし、ここで気を付けなくてはいけない事があります!
それは

『根拠のある(経験則に基づく)主張をする』

という事です。

 

根拠も無く、経験に基づいていない主張は、語尾を「~です」や「~ます」に変えても意味がありません。
それは、ただの詐欺師と一緒です(笑)

そこで、こちらの2つを常に頭に入れておいて下さい!

1.無根拠で無責任な断定は、結果として信用を失ってしまう。
2.裏付けと根拠があってこそ、自信を打ち出すことが出来る。

 

【主張を断言したときのルール】

主張を断言した場合には「理由付けをする」というルールがあります。

 

断定した言い方をしたなら、その理由も添えていかないと説得力が出ません。
自信に対する裏付けを、きちんと主張していかないといけません。

それが説得力を生み出していきます!!

 

無責任に根拠のない自信だけを振りかざすような人は、
ビジネスの場でもプライベートの場でも、すぐにボロが出ます。
※詐欺師などにありがちなパターンです(笑)

 

3.まとめ

ESの中に、「曖昧な表現」「ぼんやりした表現」が多いと、読み手(採用担当者)にも伝えたい事が伝わりません。
なので、基本的には抽象的な表現(曖昧、ぼんやりした)は避けた方がESは魅力的になります!

 

また、自分が断言した主張には必ずその理由を添えていきましょう。
そうする事で、文体から自信を読み手に与える事が出来ます!!

 

この記事が、キャリアフォーラムに向けてエントリーシートを書いている学生さんの役に立てば幸いです!

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