TERUです。
2001年9月11日。
アメリカにとって忘れられない日がやってきました。
同時多発テロです。
僕は、その時日本で働いていましたが、その当時マンハッタン島に住んでいた方から、当時の話を色々と聞く機会がありました。
その時に、必ず話題に出てくるのは消防士さんの話です。
勿論、あの時に活躍したのは、消防資産だけではありませんが、、、
彼らの活躍、彼らに対する感謝の言葉は、どの人の口からも出てきます。
ところで、消防士さんといえばアメリカでは子供達のヒーローでもあります。
そして、僕にとってもヒーローです!
【犬に人工呼吸を施して命を救った消防士】
アメリカのマンション火災現場で、犬に人工呼吸を施して命を救った消防士の姿が話題になりました。
火災が発生したのは、カリフォルニア州サンタモニカ。
消防士のアンドリュー・クラインさんたちが現場に到着した時、現場は激しい炎と煙に覆われている状態でした。
すぐに消火に取り掛かった防隊員たちでしたが、彼らの元に助けを求める悲痛な声が届きました。
声の主は現場となったアパートに住むクリステルさん。
彼女によれば、『愛犬であるナルーちゃんが中に取り残されている』というのです。
早速救助作戦に移ったアンドリューさんたち。
ナルーちゃんはまもなく建物内で発見されましたが、意識のない状態だったと言います。
アンドリューさんは、「頑張れ」と声をかけ続け、蘇生を試みました。
人工呼吸も施し、その命を助けようとしたのです。
(ナルーちゃんに、人工呼吸を行う消防士さん)
その甲斐あってナルーちゃんは20分ほどで息を吹き返しました!!
(息を吹き返し、酸素マスクを与える)
(家族に抱かれるナルーちゃん)
(安心しきったナルーちゃんの顔と、消防士さんの笑顔が素敵ですね)
クレインさんは
「僕たちの仕事は生命を救うこと。あの子が助かったこと。それが何より大事なのさ」
と話しています。
【僕の猫も消防士さんに助けられた】
僕が以前住んでいたアパートでも、多くの人が動物(犬、猫)を飼っていました。
火事が起こった時、消防士さん達は「まずペットを安全な場所に移動させる事」を行ってくれたそうです。
中には煙を沢山吸ってしまった猫も居た様で、酸素マスクをほどこす姿が当時のニュースには載っていました。
(猫に酸素マスクをほどこす消防士さん)
うちのサツキも、消防士さんのお陰で命を助けてもらいました。
当時の火事は、僕が住んでいた部屋の斜め下から発生しました。
なので、サツキは逃げる場所が無かったと思います。
どうやってあの状況から、消防士さんがサツキを助けたのか?
それは、サツキに聞くしかありません。
(右上のかろうじて柱が残っている場所が、僕が住んでいた部屋)
後日、消防署に電話をしてお礼を言いました。
そうすると、
「いや、我々は当たり前の事をしただけだ。ペットは、あなたの大事な家族だ!!あなたの猫が無事で本当に良かった」
と言ってくれたばかりか、
「その後、猫の容態はどうだい?」
と心配もしてくれました。
どの消防士さんがサツキを助けてくれたのか?は教えてくれませんでした。
彼らの心意気には本当に頭が下がります。
そして、『我々は当たり前の事をしただけだ』という声が、未だに忘れられません!!