TERUです。
前回、こんな記事を書きました。
前回の記事(成功哲学書を読んでも、多くの人が成功できない理由とは? )
さて、前回の記事で書いたdisciplineに関して、イチロー選手の逸話を思い出しました。
【イチロー選手の逸話】
イチロー選手の逸話として、有名な話があります。
それはイチロー選手が在籍していた高校(愛知工業大学名電高等学校。通称「愛工大名電」)での話です。
当時、愛工大名電のグラウンドには夜中にお化けが出るという噂があったそうです。
そのお化けの正体は、イチロー選手でした。
夜な夜な、グラウンドで「ビュン、ビュン」という音が聞こえたそうです。
その音の正体は、真夜中の誰もいないグラウンドでイチロー選手が素振りを繰り返していた音でした。
高校時代から、自分にそんな事を課していたんですね。。。
【イチロー選手の作文】
あと、イチロー選手で有名なのは、小学校の時の作文ですね。
↓↓↓↓↓
この作文を読んでも分かりますが、(お父さんの指導があったとは言え)自分へのdisciplineが半端ありませんよね。
このイチロー選手の話を2つ挙げただけでも、
強いdisciplineがあり、
情熱もある。
その上で実行力もある。
ということが分かりますね。
だからこそ、自信を持てるのだと思います。
【イチロー選手の名言~天才とは?】
また、イチロー選手は、数々の名言(迷言?)を残しています。
たまに、「常人では、イチロー選手が何を言っているのか分からない」という声もチラホラ聞こえますが(笑)
その1つとして有名なのは、こちらではないでしょうか?
努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。
人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。
こういう記事をネットで見かけると、こういう風に書いている事が多いです。
・成功者と言われる人達は、見えないところで様々な努力、挑戦をしている人たち
・表に見える部分を学ぶのではなく、プロセスの部分にこそ、学ぶべきです
でもね・・・
プロセスに学んで、イチローになれるのでしょうか?
プロセスに学んで、マイケルジョーダンになれるのでしょうか?
「プロセス(真似ること)で学べるのは、よくて7割」
「大事なのは、のこり3割のオリジナリティーだ」
と誰かが言っていました。
前回の記事(成功哲学書を読んでも、多くの人が成功できない理由とは? )でも書きましたが・・・
その人達が、自分に課している制約(discipline)にこそ、大事な部分が隠されているのだと僕は思います。
イチロー選手も、誰にも言わない自分だけの「discipline」を持っているのだと思います。
また、こういった人達は、「制約」だけではなく「誓約」も課しているのでしょうね。
彼レベルのことを真似する事は難しいかも知れません。
でも、そこから学ぶ事は、沢山ありますよね。
そこから何を学び(真似び)、その学んだ(真似んんだ)殻を破り、オリジナリティを出していけるか?
まさに、守破離の精神ですね。
イチロー選手が、どんなdisciplineを持っているのか?は、本人にお聞きしないと分かりません。
でも、イチロー選手の名言などを見ていると、色々と見えてくるものがあります。
そういった目線で、イチロー選手を追いかけるのも一興ではないでしょうか?
※今回のイチロー選手の高校時代の写真は、こちらのサイト(鈴木一朗からIchiroへ 地元の野球少年がメジャー3000安打を放つまでの歩み)から拝借しました。