中田英寿に学ぶ。ゴルフ上達の3つのポイントとは?

TERUです。

 

今日1月22日は、中田英寿さんの誕生日です。

中田英寿さんと言えば、各世代のサッカー日本代表になり、イタリアに渡った後も大活躍した元プロサッカー選手です。

「持ち前の視野の広さ」

「独特のプレーの発想」
で、日本人でも世界で通用するんだ!ということを身をもって表現してくれた選手
です。

2006年のドイツ・ワールドカップ後に惜しまれつつサッカー界から引退した中田英寿さん。

 

その後世界中を旅して、様々な活動をしてきている中田英寿さんですが、
実は数年前にゴルフを始めていた、というのを御存知で無い方もいるのではないでしょうか?

 

僕も、アメリカに来てから留学中は中西部の田舎に住んでいたので、ゴルフを始め、DCに移ってからもたまにゴルフはしています。

全く上達しませんが、中田英寿さんのゴルフに関する考え方などを学んで、今年は平均でスコア100を切れそうな気がしてきました(笑)

 

そんな中田英寿さんのゴルフスコアや、ゴルフに対する考え方などをまとめてみました。

 

【目次】
1.中田英寿さんのゴルフの腕前は?
2.中田英寿さんのゴルフとサッカーの共通点は?
3.中田英寿さんが学んだゴルフ上達の3つのポイント

 

 

1.中田英寿さんのゴルフの腕前は?

ゴルフに関して、中田英寿さんは以前インタビューでこんな事を言っていました。

「元プロ(サッカー選手)なので、スポーツ全般はこなせるかと思っていたんですが、ゴルフだけはわからない。言われたことをやっても上手くいかない」

 

そんな中田英寿さんが

『中田英寿がゴルフに初挑戦 目標は5日間で100を切る』『中田英寿がゴルフに初挑戦 目標は5日間で100を切る』

という2011年の雑誌の企画でゴルフを本格スタートさせました。
その内容は、1日2ラウンドの猛特訓(5日間)ハワイ島合宿というものでした。

 

合宿最終日のスコア結果は、
トータルスコア102(前半48、後半54)でした。

しかし、
・ハワイ特有の海風
・しかも芝は日本とは違う粘りのあるバミューダ芝

という環境の中で、このスコアは凄いです。

しかも、このスコアカードを見て下さい。

『中田英寿がゴルフに初挑戦 目標は5日間で100を切る』

『中田英寿がゴルフに初挑戦 目標は5日間で100を切る』
後半(10H~13Hのスコアがよくないですよね)

ゴルフを何度かやった事はある人は分かると思うのですが、
こうなると、中々気持ちが乗りません。

そうなると、結果スイングにも乱れが出てきて、後半崩れていくビギナーが多いです。
(僕は、完全にそのタイプです笑)

 

そして、2016年7月にはプロゴルファーの片山晋呉選手とのゴルフマッチプレー対決が行われました。

プロゴルファーの片山晋呉選手と中田英寿

結果は、3ホールで競い、1勝1敗1分けの引き分けでした
(中田英寿さんには、毎ホール1打のハンデ)

 

解説者として帯同した丸山茂樹さんも、

”本当に想像以上に上手くなっていた。
これだけ球をとらえるには時間がかかる。1年半じゃ出来ないよ”

と脱帽していたようです。

 

ゴルフど素人の僕から見ても、中田英寿さんのスイングは、すごく力強いのにしなやかで、カッコ良かったです!!

そんなゴルフの上達も凄い中田英寿さんですが、僕から見た、
「中田英寿さんのゴルフとサッカーの共通点」
をいくつか挙げてみました。

 

 

2.中田英寿さんのゴルフとサッカーの共通点は?

中田英寿さんは、以前何かのインタビューで、こんな事を言っていました。

”僕は一番足が速いわけでも、技術があったわけでもなかった。でも(自分にあったプレーを続けて)世界に出られた”

中田英寿さんは、教えられたことを「噛み砕く」のが凄く上手なのだと思います。

 

【教えられたことに、自分なりに考えた事&感覚を混ぜ合わせていく、そして自分のスタイルを見つけ出す】

まさに、守破離(日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ)ですね。

 

また、とある試合の後のインタビューで、こんな事も言っていました。

「殻を破る」
まさに、守破離の精神ですね。

更に、こんな事も言っています。

 

”コーチ、監督に言われたことをそのままやるのが好きじゃなかった。
なぜ、どうして、それをやらなければならないのか。
そういったことを考えるのが好きだった。”

 

現役時代の中田英寿さんのプレースタイルは
「1歩でも前に、行けるところまで行く。フリーキックと言う不確実な未来に頼るのではなく、今この瞬間にかける」
という強い意思からくるものでした。

 

その意思は、ゴルフでも活きています。

中田英寿とゴルフとサッカー。上達の3つのポイントとは?

 

片山晋呉選手とのゴルフマッチプレー対決に向けての練習の中で、

ドライバーはプロでも失敗しているシーンを見る。
それなのに、当たり前のように難しいドライバーを使っている意味は何なんだろう、と思うことがあった。
それなら僕はアイアンできちっと正確に飛ばせるように練習したいと思った。
もちろんその先にドライバーが見えてくるのかもしれないけれど。

と言っています。

 

ゴルフでも、サッカーでも同じですね。
「まずは教えを忠実に守る。それを自分のスタイルを作る。そして新たな境地へと踏み出す」
分かっていても、どうしても自分の我を出してしまうものですが、中田英寿さんのような方は、逆に真剣に教えを忠実に守り練習するものなのですね。

凄く勉強になります!!!

 

3.中田英寿さんが学んだゴルフ上達の3つのポイント

1.ゴルフコースを平面ではなく立体的に俯瞰で見る
2.ゴルフは矛盾があるスポーツだと知る事
3.よい時と悪い時。その差を分かる事

 
1.ゴルフコースを平面ではなく立体的に俯瞰で見る

ゴルフコースを実際に回ると、アプリなどを使って、今自分がどこにいてピンまで何ヤードかを見る事が出来ます。

しかし、中田英寿さんは

アプローチはどこに落とせば、ボールがどれくらい転がるかをイメージすることが大切で、あとは思った場所に正確に落とすかだけ。
そのための打ち方さえ間違っていなければ、上手く寄せられる自信はあります

と言っています。

彼は、現役時代、調子がよいときはフィールドを俯瞰で見ているような感覚があったと言います。

この俯瞰で物事を捉えるというのは、スポーツにしろビジネスにしろ、何でも大事な要素ですね。

 

 
2.ゴルフは矛盾があるスポーツだと知る事

ゴルフというスポーツは不思議なスポーツで、練習の時には脱力していい感じに飛ばせるのですが、実際にコースに出ると力んでしまいます。。。

しかし、中田英寿さんは

「飛ばしたいなら脱力するということ。普通は逆ですよね。
ある意味で矛盾していることだと思いますが、これは道具を使うスポーツの特性で、ボールを打とうとするんじゃなく、クラブを正しく振るためには身体をどう動かすかがきっと重要なんです。

と言っています。

彼は、ゴルフを始めた3ヶ月で、「ゴルフ=打つのではなく回るんだということがわかった」と言います。

自分がやろうとしているスポーツでも、仕事でも、「本質を捉えて理解する」という事は一番の基本ですね。

 

3.よい時と悪い時。その差を分かる事

ゴルフで、僕が一番最初に教わった事は、「実際にボールを打つ前に素振りをすること」でした。
この素振りをする際に、自分の理想のイメージ通りにクラブを振りぬけるか?を意識する事を指導されました。

中田英寿さんは

何度もイメージ力を高めるために素振りをする。
その素振りで気持ちよく振り切れている時は結果がよく、なんとなく素振りで違和感を持ったままショットに入ってしまうと悪い結果になっている

と言っています。

自分が調子がいいときの事を、よく「ゾーンにはいる」という表現をしますね。
これを、もし自分でコントロールすることが出来たら、スポーツにしろ勉強にしろ、最強ですね!!

 

始めた頃は『この競技つまんないけれど、半分仕事だからやるか』という感じで続けていたが、最近ようやくゴルフが面白くなってきた


と言っている中田英寿さん。

 

中田英寿とゴルフとサッカー。上達の3つのポイントとは?

いつか、一緒に回ってみたいです!!

 

今回の記事が、参考になれば幸いです。

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