それは、世界に30店舗以上。5大陸にまたがる世界的なレストラン・グループです。
そんなNOBUが、アメリカの首都ワシントンDCに進出と言う噂が出てから、長い時が立ちました。。
一向にワシントンDCに進出しない理由が、トランプ大統領にあるのでは?
というのが、僕の見解です。
その理由をまとめてみました。
【目次】
1.NOBUのオーナー「松久信幸」さんとは?
2.NOBUが、ワシントンDC進出延期を発表
3.NOBUが、ワシントンDCに進出する事の3つのメリット
4.2017年はワシントンDCエリアのレストラン戦争の幕開け
5.まとめ
1.NOBUのオーナー「松久信幸」さんとは?
NOBUのオーナーシェフとして活躍している、松久信幸さんとは、どんな人物なのでしょうか?
【NOBUのオーナー「松久信幸」さんの経歴】
14歳の時に、お兄さんに初めて連れて行かれた寿司店で料理の世界に魅了され、寿司職人になることを決意。
東京の店で修業した後、海外へ!
ペルー、アルゼンチン、アメリカと拠点を変えながら、和食の技術を基本に南米や欧米のエッセンスを取り入れた独自のスタイルを確立。
アメリカのビバリーヒルズに出店した「Matsuhisa」でハリウッドスター達を魅了し、1994年に「NOBU New York City」を開店して以来、俳優ロバート・デ・ニーロさんはビジネスパートナーに。
【NOBUのオーナー「松久信幸」さんのインタビュー動画】
2.NOBU、ワシントンDC進出延期を発表
(NOBUがワシントンDC進出として選んだ場所: 2501 M St. NW,)
NOBUはワシントンDCに2016年秋にオープンと言う予定でした。
それが、延期だそうです。
Don’t Expect Nobu in D.C. Until 2017
この記事によると、店の規模は11000sqft(1021平米=308坪)との事。もう想像が尽きませんw
記事の中では理由は書いていません。
しかし、僕の予想ではワシントンDC進出が延期になった理由は、トランプ大統領にあります。
【NOBU、ワシントンDC進出延期はトランプ大統領】
トランプ vs デニーロの確執
大統領選挙中、ロバート・デ・ニーロはトランプ次期大統領を罵倒し「顔を殴りたい」と言っていました。
こちらの動画は、ロバート・デ・ニーロが大統領選挙中に、トランプ候補(現大統領)を罵倒した動画です。
この動画を見てもわかるように、彼は心底トランプ大統領の事を嫌っています。
しかも、ワシントンDCは、住んでみると分かりますが、完全に民主党よりのエリアです。
こんなエリアでは、NOBUに出資する投資家も居ないでしょう。
さらに、ワシントンDC住民のトランプへの不信感もあります。
大統領選挙の結果を見ても分かるように、ワシントンDC住民はヒラリーを押していました。
しかし、ヒラリーの体調不良や、様々なマイナスイメージのニュースが流れるたびに、心のどこかで「まさか、トランプが大統領になるのか??」という気持ちは正直あったと思います。
僕の友人のアメリカ人はその一人でした。
彼は今まで週に4回外食していたのを1回に減らしたそうです。
理由は「もしトランプになったら、どうなるか全く分からないから、お金を少しでもセーブしておかないと」でした。
そして、ワシントンDCのレストラン業界の不振です。。
毎日ワシントンDCを車で走らせている僕だからこそ見えてくるのですが、Space Available (テナント募集)のスペースが徐々に増えてきています。
その一方、「不景気なんて何のその!」で、儲かっているレストランもあります。
しかし、そういった店舗は全体の30%足らずでしょう。
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