理想の仕事を見つけた人達の6つのルールとは?(その3)

TERUです。

 

僕は、今まで日米で様々な人に出会ってきました。
・バリバリの第一線で働く商社マン
・アメリカ南部を中心にビジネスを展開するタイ人のビジネスオーナー
・福岡、東京で人気ラーメンレストランを展開するラーメン界の異端児オーナー
・ミシュラン3つ星を持ち、今は香港で活躍する寿司職人さん
・日本の魚市場で「この人あり!」と何度もTVで紹介されている魚コンシェルジェ
・日米を股にかけるプロカメラマン
などなど

 

他にも、
・マンハッタン在住のプロパフォーマー
・アメリカンフットボールチームの日本人チアリーダー
・NASAの日本人職員
など、様々な職種の方にも出会ってきました。

 

そんな理想の仕事を見つけた人達の6つのルールを紹介します。

 

ルール3.信用と信頼の違いが分かっている

「彼は私の事を信用していない」
「あの上司は、私のことを信頼している」

日常生活、仕事場、飲みの場、家庭内で、
これらに似たようなセリフを、周りの人が言っているのを聞いたことがあるでしょうし、
あなた自身も今までに何度も話したことがあると思います。

 

では、この「信用」と「信頼」を意識して使い分けていましたか?
大半の人は、きちんと使い分けていないと思います。

 

【信用】と【信頼】の違いを理解すること。

 

これは、
学生さんであろうと、
バイトであろうと、
パートであろうと、
サラリーマンであろうと、
自営業であろうと、

”絶対”に知っておかなければいけない全ての行動の基礎です。

 

【信用】と【信頼】の違い

について説明に移るためには、僕の過去の経験をしなくてはなりません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
僕が人生の師と仰ぐ方と、社員寮で飲んでいたときの事です。
「TERUさぁ、ところで「信用」と「信頼」の違いって何だと思う?」
と、突然の質問。

当時の僕は、完全な仕事人間でした。
たまの休日も、本も読まない上に、テレビもくだらない番組ばかりを見ていました。

 

そんな僕が、答えられるわけものなく・・・(笑)
「え~と・・・」 という言葉を口から絞り出すのが精一杯でした。

 

そんな僕を見た師匠は、このように言いました。

【信用】を一枚の紙だと考えると、

【信頼】というのはタウンページのような分厚い雑誌だ。

 

これだけでは、何を言ってるのか全然分かりませんよね。

当時の僕も「????????????????」でした。

 

そこで、師匠はビールをテーブルの上に置き、
部屋にあったチラシを数枚と、雑誌を僕の前に持って来ました。

そして、僕の目の前で、チラシをビリビリと破り始め、
僕にもチラシを渡してから「破ってみ」と言いました。

「ビリビリビリ・・・」
チラシは簡単に破れました。。。

 

そして、僕に雑誌を渡してきた師匠は
「チラシと同じように、これを手で破いてみな」
と一言。

「いや、ムリですよ(笑)」
と、僕が答えると、、、

 

「信用と信頼の違いは、そういうことだよ」
と言いました。

 

この
「信用と信頼の違いはそういうことだよ」
という言葉が意味するのは

 

紙は2~3枚くらいなら、簡単に手で破けるけど、
10枚くらいになると、手ではそう簡単には破けない。
ましてや、タウンページ並みの厚さはプロレスラーでないと無理!!

という事です。

 

つまり、どういう事か?というと

「信用」という一枚一枚の紙を積み重ねることで、

「信頼」というタウンページが出来上がっていく。

という事です。

 

だけど、当時の僕も含め、多くのの人は2~3枚くらい紙が溜まったところで、
その紙を自ら破ってしまう行動をしてしまうのです。

 

その行動とは、例えば、
・相手との約束の時間に遅れる
・言ったことをやらない
・メールの返事が遅れる

こんな些細な事ですが、簡単に「信用」という紙は破かれてしまうのです。
知らず知らずのうちに、「信用」を自分で失っているんです。

 

頭の悪い僕に、師匠はこんな言い方もしてくれました。

信用とは、「過去の実績や行動から生まれ」

信頼とは、「未来を託される/任される」

 

これは、まさに目からウロコの話でした。
そして、この教えを頂いた次の日から、
僕は日々の行動を変えました。

 

月日は流れ・・・。
半年ほど経った時でしょうか。
信用が自然と積み重なって、営業成績も上がってきました。

 

普段の姿勢も背筋がビシッと伸びて、
下向きだった顔が上向きに自然と変わっていました。

そして、ある日のこと。 取引先のバイヤーが
「彼(TERU)に任せてるから、何も心配していない。全て大丈夫!」
と、当時の僕の上司に力強く話してくれました。

 

この時点で、お客さんから「信用」が「信頼」へと変化したんですね。
本当に嬉しく、そしてありがたく思いました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

如何だったでしょうか?

この

「信用が信頼へと変化する」

を実感したときの嬉しさは、格別のものがあります。

 

その為にも、是非「信用」と「信頼」の違い をシッカリと理解して欲しいです。

 

この違いを理解することで、
・どこの国に行っても、
・どの国籍の人が相手でも
信頼を勝ち取ることができます。

 

勿論、就職活動においても
・メールの返信をきちんと行う
・OB・OG訪問では基本的な挨拶、態度をとる
・面接でも、きちんとした態度をとる
などが「信用」です。

 

そして、それを積み重ねる事が「信頼」に繋がります。

「相手との信頼関係を作る」

って、よく耳にしますよね?

これは、信用の積み重ねの事なのです

 

繰り返しになりますが、
この2つの言葉の違いを知らずして、相手との信頼関係を作ることは出来ません。

 

是非とも、日々の小さな行動から、
一つ一つの「信用」という紙を積み重ねて、
自分だけの分厚い紙の束を作ってみて下さい!!

 

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この記事が、参考になれば幸いです。

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