TERUです。
僕は、今まで日米で様々な人に出会ってきました。
・バリバリの第一線で働く商社マン
・アメリカ南部を中心にビジネスを展開するタイ人のビジネスオーナー
・福岡、東京で人気ラーメンレストランを展開するラーメン界の異端児オーナー
・ミシュラン3つ星を持ち、今は香港で活躍する寿司職人さん
・日本の魚市場で「この人あり!」と何度もTVで紹介されている魚コンシェルジェ
・日米を股にかけるプロカメラマン
などなど
他にも、
・マンハッタン在住のプロパフォーマー
・アメリカンフットボールチームの日本人チアリーダー
・NASAの日本人職員
など、様々な職種の方にも出会ってきました。
そんな理想の仕事を見つけた人達の6つのルールを紹介します。
ルール6.「価値」とは何か?を理解している
「価値って何ですか?」
という質問を、今まで何人もの学生さんに聞きました。
でも、ちゃんと答えられた学生さんは一人も居ませんでした。
まぁ、僕が大学生だったら答えられないどころか、
「このオッサン、何言ってんだ?」
って思ったでしょうから、答えられなくて全然いいのですが(笑)
むしろ、「価値とは何か?」という事を
学生の時に分かっていたら、就職活動でも行動が変わると思います。
先に答えを言いましょう。
「価値=(両者間の)差」
です。
価値とは、AとBという商品やサービスがあった時に、その両者間に生まれる「差」のことです。
では、その「差」とは何でしょうか?
それは、『他に無いもの』のことです。
「価値」は、「差」である。
「差」とは、「他に無いもの」である。
ゆえに、
「価値とは、他には無いもの」である
となります。
すぐには理解できないと思いますので、例を出したいと思います。
ハンバーガー屋の話をしましょう。(立地的な問題とかは、ここでは無視します)
・マクドナルドが好きなAさんは、モスバーガーには、あまり行きません。
・モスバーガーが好きなBさんは、フレッシュネスバーガーには、あまり行きません。
・Shake Shackが好きなCさんは、Five Guysには、あまり行きません。
・In-N-Outが好きなDさんは、他の店には、殆ど行きません。
それぞれのハンバーガーショップの間には、「差」がありますよね。
その「差」は、
・値段
・味
・店の雰囲気
・知名度
・歴史
・オーナーの想い
・商品の誕生ストーリー
などなど色々あります。
人は無意識のうちに、それぞれの「差」。
つまり「他には無いもの」を感じ取っています。
顧客にとって、
「他には無いもの」=「価値」
となります。
ビジネス書や、自己啓発系セミナーでは
「他人との差別化を意識しなさい」
と、書いてあったり、アドバイスを受けると思います。
そこで、
「そうか!差別化が大事なんだ」
と思い、差別化になっていない差別化で勝負しようとします。
差別化とは、
「他に無いもの」
を意味します。
「経験」も、「他に無いもの」の1つですよね。
その経験から何を学んだか?
そして、その学びをどのように会社、社会に貢献できるか?
そこまで話して、やっと差別化=他に無いもの。
つまり、「価値」になるわけです。
この「価値」に関する考え方は、必ず覚えてください!!!
ここで、「価値」に関連して、大事なことを。
「そもそも、仕事(ワーク)とは何か?」
僕の考えでは、仕事には2つあります。
「何かを生み出す&クリエイティブなもの」
「単純作業と呼ばれるもの」
理想の仕事を見つけた人達は、「何かを生み出す&クリエイティブな仕事(ワーク)」に向かって日々成長しています。
そもそも、人間は「自分が実現したい“何か”」に向かって成長していく生き物です。
それが他の動物との大きな違いです。
人間は、
・自分が他人から承認されたかったり、
・自己信頼感を得たり
・自分が掲げた目標を達成したい
という『自己実現欲求』を持っています。
僕が、こちらの記事(仕事とは何か?米国MBAホルダーの考える仕事の3つの定義とは?)の中で書いた
ライスワーク=「生きていくのに必要だから行う仕事」
これは、誤解を恐れずに言うのであれば
「動物が本来持つ、生理的欲求(生きる為の欲求)や安全欲求(安全を確保する為の欲求)」
を満たしているに過ぎません。
それは、僕が今まで出会った様々な方と話したり、一緒に仕事をしたりした上での結論です。
是非、自分だけの価値を見つけていって、後悔のない楽しい人生を送って欲しいと思います。
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