TERUです。
僕は、今までオクラホマシティー・アトランタ・ナッシュビル・ワシントンDC(実際はDC近郊ですがw)に住んできました。
仕事で、ほぼ毎日ワシントンDCに行くのですが、DCは食事の値段が高いです。
なのにレストランのレベルがすこぶる低い。。。
ランチで13~14ドルとか当たり前。
1日のランチ代が、1,300~1,400円(1ドル=100円だとして)
月のランチ代だけでも、30,000円超です。
それにプラスしてディナーなど行けば30~40ドルかかります。
ランチ代の30,000万円超の金額を自炊に使えば、
・大して美味しくもない食事にお金を出さなくてもいい
・健康にもいい
・頭も働くようになる
という、いい事尽くめです。
当たり前といえば当たり前なことだとは、個人的に思うのですが、
自炊に限らず、色々な屁理屈や理由をつけて、「当たり前の事」をしない人が多いと思います。
僕も完全に当たり前の事が出来ている訳では無いので、自分への戒めという意味でこの記事を書いていますがw
※ちなみに、以前こちらの記事(世界初!無人の未来レストランeatsa(イーツァ)を体験)でも案内したeatsaは、ヘルシーっぽくて値段もお手ごろです。
さて、今回は食事の話をしたい訳ではなく(笑)
タイトルにもあるように
「1年間で365時間を神様からプレゼントしてもらう方法」
です。
では、何故こんな事を思ったのか?というと、、、
こんな記事を見つけたからです。
2017/9/15 日本経済新聞内の「私見卓見」~英語学習を阻害している「神話」
杉田敏氏(NHKラジオ「実践ビジネス英語」講師)
この記事を読んで思ったことがあります。
聞いたことがあるかも知れませんが、
1日1時間を無為に過ごした場合、1年で365時間を無為に過ごす事と同じになります。
365時間とは、計算してみれば分かりますが、2週間以上です。
1日たった1時間を無為に過ごすだけで、年間365時間(15日間)を、丸々無駄にしているという事です!
しかし、裏を返せば、今日から毎日1時間を有意義な時間にすれば2週間を神様からプレゼントされるようなものです。
「あの人は知識があってうらやましい」と羨みながら、家に帰ったらYouTubeでくだらない番組をダラダラ観る
「英語を話せるようになりたい」と思いながら、会社帰りに結局は愚痴を言い合うだけの飲み会に参加する
こういった人達は、明らかに行動の優先順位がおかしいとは思いませんか?
記事の中で、杉田さんも
『語学の勉強は決して楽では無い。(中略)勉強の時間と空間はどこかで作り出さなくてはならない』
と言っています。
【凡人が成功するために必要なこと】
凡人は、人の3倍努力してようやくスタートラインだと僕は考えています。
成功の定義は人それぞれですが、「人が休んでいる、遊んでいる間にどれだけ努力するか?で成功できるかどうかが決まる」と僕は実体験を持って感じています。
アメリカのビジネススクール留学中に、とある日本人の同級生がいました。
彼女はビジネススクールを主席で卒業。
僕らが遊んでいる間、寝ている間、食事に出かけていて数時間を過ごしている間に勉強していました。
・やるべき事は分かった
・それをちゃんとやっている
・頭も使っている
・毎日努力している
けど、うまくいかない、よい成績が残せない、勉強が追いつかない
と言っている人(当時の僕も含め)は、
「自分が最低限のことしかやっていない人だ」
ということを理解しないといけません。
つまり、僕ら凡人にとって「やったぞ」と思い行動している事は、成功者にとっては「当たり前のスタートライン」だという事です。
それが分かっていない人ほど、日々不満だらけで生きています。
僕も含め、人並みかそれ以下の能しか持たない人間が、人並みかそれ以下の努力で人並み以上の成功を手にいれる事が出来たら、世の中の秩序は崩壊するのではないでしょうか???
そうは言っても、人には、向き不向きがありますよね。。
それも理解出来ます。
というか、実感しています。。
僕は、MBA取得後にCPAの資格も取ろうと勉強した事があります。
しかし、数週間勉強して「自分には向いていない」という事を自覚し、教科書を全部eBayで売りました。
むしろCPAを持っている人間を使いこなせるだけの人間力・マネージメント能力を身に付ける方向に自分の努力を方向転換しました。
それからは、「心理学」「行動経済学」「プロパガンダ」「コピーライティング」などの勉強にシフトチェンジしました。
その時に、気づいた事があります。
それは
・世の中の常識と呼ばれるものなどに騙されず、自分を信じた上で
・自分の脳(頭)を限界まで使って、よく考える事
という事です。
特に、2つ目の「自分の脳(頭)を限界まで使って、よく考える事」は凄く大事だと実感しています。
これは、今アメリカで仕事をしていても感じます。
同僚に若い中国人がいるのですが、彼女は、何でもかんでも「教えてくれ」と聞いてきます。
僕は、彼女に対し「まず自分で考えろ。そしてその結果自分がどこか分からない、どこを僕に聞いたらいいかが分かったら聞きに来い」という風に伝えました。
これは、誤解しないで欲しいのですが、決して突き放しているわけではありません。
結果、彼女は仕事でも結果を出し始め、毎週のミーティングでチームマネージャーから褒められるようになりました。
【まとめ】
今まで僕が書いた事を、記事内で杉田敏さんは「甘えの構造」という言葉を使っています。
まさに、この「甘えの構造」を脱却する事が、『1年間で365時間を神様からプレゼントしてもらう方法』の答えだと、僕は思っています。