4.青春18きっぷを利用したデート旅行~2つのメリット
【1.18きっぷを利用して、2人で温泉旅行】
アメリカに住んいて、何が残念かというと、温泉がないことです。
冬は、やはりゆったりを温泉デートなどしたいですよね!
僕は、今まで日本中の温泉を旅して来ましたが、「城崎温泉」はトップ3に入る温泉街です。
志賀直哉の「城の崎にて」で有名な城崎温泉ですが、普通に京都から城崎に行くだけでも片道2,590円かかります。
しかし青春18きっぷを利用すれば、東京から1人当たり2,370円(東京ー小田原間の普通料金は除きます)で行く事が出来ます。
【2.18きっぷを利用して、2人で史跡めぐり】
お相手が、歴史や遺跡に興味があれば、是非オススメしたいのが、遺跡巡りです。
例えば、戊辰戦争、白虎隊で有名な「会津若松」
東京ー会津若松間の通常運賃は、一人当たり片道5,080円かかります。(往復10,160円)
しかし青春18きっぷを使えば、一人当たり片道2,370円で行く事が出来ます(往復4,740円)
一人当たり5,420円もお得になります。
また、桜の名所でもあるので、春は非常にオススメです。
駅にはレンタサイクルもあるので、自転車に乗りながら、街を散策するのもオススメですね!
5.青春18きっぷを利用した1人旅~2つのメリット
もし、一人旅で青春18きっぷを使用する場合のオススメは2つあります。
【1.車内でゆっくり読書~目的地の予習が出来る】
例えば、4で案内した「城崎」「会津若松」などに行く場合です。
城崎温泉に行く時には、志賀直哉の「城の崎にて」を読みながら行くのがオススメです。
現地に到着してから、温泉街を歩くと、何故志賀直哉が湯治の為に城崎温泉にきたのか?を肌で感じることが出来ます。
また、「城の崎にて」のテーマである「死を感じ、生との差、距離を考える」を肌で感じることも出来るかもしれません。
こんな風景の中を、浴衣を着て下駄を履き、一人でゆっくりで闊歩する事で、普段感じる事ができない雰囲気を味わう事が出来ます。
それも、「城の崎にて」を読みながら行くと、更に感じる事が出来ます。
会津若松に行く時には、司馬遼太郎の「王城の護衛者」を読みながら行く事をオススメします。
その上で、鶴ヶ城(会津若松城)の展示物を見ていくと、御宸翰の存在に気づく事でしょう。
僕がその展示物を見ていた時には、僕以外誰もその展示物の前で立ち止まる人はいませんでした。
あの御宸翰が表に出ていれば、幕末以降の日本の歴史が大きく変わったかもしれない大事なモノなのですが、それは是非とも本を読みながら会津若松に行っていただきたいです。
他にも、
・四国松山に行く時には、夏目漱石の「坊っちゃん」
・岩手平泉に行く時には、松尾芭蕉の「奥の細道」
・石川金沢に行く時には、室生犀星の「抒情小曲集」
・宮崎高千穂に行く時には、「古事記」
などを読みながら行くと、現地での時間をより充実した時間に過ごす事が出来ます!!
【2.ユースホステルに泊まる~穴場の情報収集スポット】
日本に限らず、世界中にユースホステルが存在します。
僕個人の見解としては、海外のユースよりも日本のユースの方が安全です。
女性でも一人で安心して泊まる事が出来ます。
ユースホステルは、基本普通のホテルよりも宿泊費が安いので、色々な人が宿泊しています。
カップルで泊まるのは、お互いがバックパッカーというパターンしか観たことはないですが(笑)
特に、旅慣れたバックパッカーに出会えた時はラッキーですよ!!
今までの旅の話や秘湯の話などの「ガイドブックには決して載らないであろう情報」を沢山得ることが出来ます!!
こういった偶然の出会いを通じて、情報交換などが出来るのがユースホステルの醍醐味です!
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