TERUです。
今回は、「頭の体操」です。
下記の図を見て下さい。
さて、ここで、問題です。
※ペン(鉛筆でもOK)と紙を用意して下さい。
この図のように、枠の中に
・9つの円が
・3行3列で
等間隔で、配置されています。
ペンか鉛筆を使って、これらの円を最小の数の線で繋いで下さい。
ただし、この問題には、3つのルールがあります。
【ルール】
1.1つの円を2回通過してはいけない
2.線は真っ直ぐでないといけない
3.ペンを紙から離してはいけない(=一筆書き)
(答えは下↓↓↓↓↓↓)
まだ、見ちゃダメですよ(笑)
・
・・
・・・
えっ!?5本?
まだ減らす事は出来ますよ!
・
・・
・・・
・・・・
えっ!?4本?
惜しい!あともう一超え!
・
・・
・・・
・・・・
・・・・・
もうそろそろ、答えを発表しましょう!
答えは、こちらです。
答えは、「3本」です!!!
これは、心理学者J・P・ギルフォードの研究で知られる「ナイン・ドット・パズル」と呼ばれるものです。
実際のテストでは、若干ルールが違ったのですが、一番下に実際のテストのルールと答えは載せてあります
この問題のキーは「枠をはみ出す」という事です。
※実際のテストでは、円の外に枠はなかったのですが、より分かりやすくするために、僕が枠を作りました。
「枠をはみ出すって、そんなのあり!?」
「線が、円の真ん中通ってないけどOKなの!?」
って思ったあなた!
枠をはみ出したらダメ!
というルールはなかったですよね(笑)
円の真ん中を通らないといけない!
というルールもありませんでした(笑)
このテストは、「創造的な回答は枠の外で考えるべき」という「アウトサイドボックス」を象徴する例として知られてきました。
つまりは、『常識や固定概念に囚われない思考の大事さ』です。
【常識や固定概念に囚われない思考の大事さ】
固定概念に囚われないために、大事な事。
それは、「何故?」を常に問いかける事です。
以前、【RASをプラスに働くように使う方法】でも書きましたが、「日頃の何故?」を意識する事は、非常に大事です。
記事:心を変えるには、脳の仕組みとRASを知る事で一歩を踏み出せる
また、「日頃の何故?」を意識したほうが良い理由に関しては、こちらの記事で書きました。
記事:ネガティブ・シミュレーションを身に付ける為の3つのポイント
何故?を心がけていくと、
「自分の行動に選択肢を増やす。という癖をつけること」
が出来るようになります。
その結果、『目の前の道(選択肢)が増える』というプラスの効果があります。
常識や、固定概念に囚われない自由な発想って、先ほど紹介した2つのブログ記事の中で書かれているような、日頃のささいな行動から出来るものです。
このテスト、紙とペンがあれば出来るので、飲み会などでやってみては如何でしょうか?
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ちなみに、ぎるギルフォード氏の実験では、
「この点すべてを一筆書きの直線で結べ。ただし、線が折れていいのは3回だけとする」
というルールだったために、答えは、こうだったそうです。