3.海外MBAの授業内容
授業内容は、ビジネススクールによります。
大きく分けると、
・講義中心
・生徒参加型中心
になります。
これは、各ビジネススクールの授業形態によって変わって来ます。
僕が通ったビジネススクールでは、比率では講義中心が多かったですね
ビジネススクールの授業の風景はこんなイメージです。
基本的な授業の取り方は
『基礎クラスを履修してから、専門クラスを履修する』
になります。
授業が始まる前には、ビジネススクールのオフィスに行きましょう。
そこで、自分の2年間の大まかなスケジュールをオフィスのアドバイザーに相談しましょう!
僕の場合、最終専攻がMBA in International & Marketing(国際ビジネスとマーケティング)でした。
ですので、大学院最後のセメスターでは、
・国際ビジネス
・マーケティング
を履修しました。
そして、卒業論文では
The problem of global food industry (Future challenge for global food industry)」
(世界の食品業界の抱える問題~将来への課題)
を書きました。
4.オンラインMBAが将来的に増える意味とは?
ちなみに、今アメリカではオンラインMBAコースが増えてきています。
オンラインMBAコースは、実際に大学に行くよりも格段に安く授業を履修することが出来ます。
また、ハーバード大学を始めとする超有名大学(大学院)では、授業を(全てではないですが)無料でオンラインで提供しています。
これは、何を意味するのでしょうか?
それは、大学側が
『本当にやる気のあるエリートのみを学校に集めて、本物のリーダー足りうる人物を育て上げる事』
を目的としているからです。
ハーバード大学などは、当初の目的が「リーダーの育成」ですからね。
これに関しては、こちらの記事(リベラルアーツとは?その意味と語源。日米教育の比較をしてみた )の2ページ目に書いてあります。
無料で有名校の授業を履修できるのは、決して「広く一般にも教育の場を広げたい」という慈善の心から来ているものではありません!
大学、大学院の授業(特にビジネススクールの授業)は、決して面白いものではありません。
そんな授業を90分間もの長い間、机の前でパソコンに向かって聞き続ける。。。
ある意味、苦行です(笑)
相当、知的好奇心に満ち溢れた人か、よっぽどの変態ですよねwww
そんな知的好奇心に溢れた人は、オンラインの無料授業を受けたら、今度は実際の教室でリアルに授業を受けたくなるものです。
これは、「無料オファー」→「販売」というビジネスの基本です。
この「無料オファー」→「販売」が理解しずらい方は、
・やずや(健康食品の通信販売事業を展開)
・ドモホルンリンクル(基礎化粧品販売を展開)
・プロアクティブ(ニキビ・にきびケア化粧品販売を展開)
をイメージしてみて下さい。
これらの会社は、まず「無料お試し」を消費者に送ってから、販売をしていますよね。
こういった流れは、様々な業界で、どんどん主流になっていくと思います。
5.まとめ
アメリカの大学、大学院の学費は年々上昇しています。
という事は、MBAを取得するために実際にビジネススクールに行ける人の数は減ることはあっても増える事はないでしょう。
でも、そういう人たちは
「知的好奇心」
に溢れています。
そういった人達が集まり、密な人脈をつくり、その間でしか交換されない「本物の情報」が生まれます。
その結果、どうなるでしょうか??
富の更なる集中が生まれる
↓
貧富の差は、どんどん広がる
アメリカは、こういう状況になりつつあります。
そして、10年後~15年後の日本もそうなっているでしょう!
では、今自分がどういった行動を取るべきか?
キャリアアップだけはなく、自分の人生を自分でデザインする力が、これからは問われます!!
それは、僕が言わなくても自ずと分かってくれると信じています!!