Twitterの経営の下手さについて、ホリエモンとひろゆきが語る

日本では、多くの人がインフラ的に活用しているツイッター(Twitter)Twitterの経営の下手さ

2013年に上場したときには、凄い勢いでユーザー数を増やしていったツイッター(Twitter)ですが。。。

・インスタグラムなどのライバルの出現
・ユーザーに飽きられている
・赤字経営など現状

などから、ツイッター(Twitter)の世界的なユーザー数は減っています。
2015年9月には3億2,000万人いたユーザーも、2017年1月時点で3億1,000万人と減っています。

そして、米ツイッターの16年10~12月期決算は純損益は、約190億円の赤字と発表されました。
そもそも、2013年11月に株式上場して以来、一度も黒字になったことがないんです。

そして、全世界で3億人ものユーザーを抱えながら、長年の赤字に苦しみ、とうとう身売りにも失敗したツイッター(Twitter)

その「ツイッター(Twitter)の経営の下手さ」について、堀江貴文(ホリエモン)氏と西村ひろゆき(ひろゆき)氏が語っていました。




【目次】
1.他のSNSとのユーザー数比較
2.ホリエモン氏とひろゆき氏の見解

 

1.他のSNSとのユーザー数比較

他の主なSNS(Facebook, LINE, Instagram)のユーザー数の推移と比較してみましょう。

 

【Facebook(フェイスブック)のユーザー数推移】

Twitterの経営の下手さ

月間アクティブユーザー:15億9,000万人 ⇒ 18億6,000万人
(期間:2015年11月 ⇒ 2017年2月)

 

【Line(ライン)のユーザー数推移】

Twitterの経営の下手さ

月間アクティブユーザー数:2億1,700万人以上
(参照元:LINE 2017年2月-2017年9月媒体資料)

 

【Instagram(インスタグラム)のユーザー数推移】

Twitterの経営の下手さ

月間アクティブユーザー数:6億人以上
(2016年12月)

 

【Twitter(ツイッター)のユーザー数推移】

Twitterの経営の下手さ

月間アクティブユーザー数:3億2,000万人 ⇒ 3億1,000万人
(2015年9月 ⇒ 2017年1月)

※しかし、日本語という特殊な文字文化と組み合わさって、日本国内でのユーザー数は(微増ですが)増えています。
日本国内のアクティブユーザー:3,500万人(2015年12月時点)→4,000万人(2016年9月時点)




 

2.ホリエモン氏とひろゆき氏の見解

Twitterの経営の下手さ

ホリエモンチャンネルで、メルマガ読者からこんな質問がありました。
「堀江さんは以前、LINEがTwitterを買収するとシナジー(相乗効果)がありそう」とおっしゃっていました。具体的にどのようなシナジーがあるのでしょうか?パッと思いつきませんでしたので、堀江さんがどのような想像をされているのか知りたいと思い、質問させて頂きます」

それに対し、ホリエモン氏は
「Twitterはマネタイズが下手で、LINEはマネタイズがうまいので、あれだけのアクティブユーザーをうまくマネタイズできそうな気がする」
これは、LINEとTwitterというサービス間でシナジーを発揮させるという話ではなく、経営改善を図るという意味でのシナジーを見込んでいるという話でした。

 

そして、ゲストとして呼ばれていたひろゆき氏が、この会話に加わり、Twitterの経営の下手さ

「Googleとかディズニーとかに買収しませんか?って持ちかけたけど『いらねー』って言われて、じゃあ自分たちでやるかっていうのが現状(笑)」
「Twitterはもともと赤字のまま上場したので…、まさに上場ゴールですよね」
「LINEは英語圏が弱いので新しいマーケットをTwitterで押さえるっていうのはありかもしれないです」
と語っています。

また、ひろゆき氏が語っているように、
「Twitterのタイムラインにガンガン広告流すのってできるけど、創業者の哲学とか、『こっちのほうがかっこいい』とかいう考え方の問題。広告をあほみたいに入れたらユーザーは減るけど、売上は増えるわけじゃないですか?それをやらなくていいってどこかで思ってる。心理的な問題ですよ」
「『広告がないTwitterが俺が好きなんだ。上場したから俺金あるし』っていうやる気のない経営層がいるかっていう話」

という言葉が、「本当にそうだなぁ~」って思いました。

以前、こちらの記事(サウスウエスト航空のビジネス戦略から、日本企業が学ぶべき事)でも書いた「トレードオフ戦略」をツイッター(Twitter)が行うのか?独自の路線で行くのか?
それは興味があるところです!

 

ホリエモンチャンネルの動画(ひろゆき氏との対談)

 

僕の周りでも、Twitterユーザーよりも、LINEユーザーの方が圧倒的に多いです。
「プライベート情報ががんがん流れている」という事を抜きにしても(笑)、LINEがここまでユーザー数を伸ばしてきたのは

LINEの有料スタンプ

が、その大きな理由の1つですね。
(僕は、一切有料スタンプを利用していないですがw)

 

また、ニコニコ動画はわざと視聴に制限をかけて月額制の有料会員に誘導しています。Twitterの経営の下手さ

僕がたまに見ている、とあるニコニコ動画チャンネルも、月額製の有料チャンネルへの誘導が上手です。
「無料公開はここまで!」これ以上の情報を得たい方は、「今すぐ有料会員になりましょう!」と誘導しています。
(僕はなりませんがww)

 

ジャック・ドーシーCEOは電話会見のオープニングで、

「2016年は変化の年だった。この変化はとりわけ困難なものだった。われわれは、人々がなぜTwitterを使うのかという原点に立ち返り、Twitterが世界で何が起きており、人々が何について語っているかを見るための最速の方法だという点にフォーカスした」

「2016年の目標だったユーザー向け機能の改善に続けて、2017年は収益製品の改善に取り組む。これからも進む道は険しいが、その価値はある。Twitterは世界のコミュニケーション方法を永遠に変えた。われわれは再度変革する」

と語っています。

 

ただ、日本においてはツイッター(Twitter)利用者による炎上が絶えないので、
『ツイッター(Twitter)自体は黒字になり、想像力の足りないユーザーは減り、有益な情報が世の中に発信されていく』
というのが、個人的な希望ですが(笑)

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