学校では教わらないWHYのオススメ表現と7つの使用法

 

3.注意したいWhy と Because の関係とは?

日本の英語の授業では、Why…? と尋ねた問いには Because…で答えるように教わります。

しかし、表現によっては「Why…? との質問にBecause で答える」事で、とてもトゲのある会話に聞こえてしまいます。
言い方を間違えれば、相手との関係も悪くなることがあります。

 

英語にも、ニュアンスと言うものが存在します。
(この事を教えない教員が多いので、生徒が可哀想ですね。。)

 

例を挙げてみましょう!

【理由の答え方~ダメな例】

A;Why did you discard the documents?
(どうしてこの書類を捨てたの?)

B:Because you told me to.
(だってあなたがそうしろって言ったでしょ)

*このような会話のやり取りには穏やかさもなく、お互いのイライラが感じられます。

 

【理由の答え方~正しい例】

A;Did you discard the documents?
(どうしてこの書類を捨てたの?)

B:Yeah, I thought you told me to.
(うん、あなたにそうするように言われたと思ったので)

*この会話であれば、イライラ感はありません。

 

4.使えるWhyの7つの使用法

【Whyの使い方1】

Why bother?

例)Why bother to ask him?
(どうしてわざわざ彼に聞いたの?)

*「何故、わざわざしないといけないの?」のニュアンス。

 

【Whyの使い方2】

Why in the world~?

Why in the world did you do that?
(一体ぜんたい、どうしてそんなことしたの?)

why in the world = why を強調した表現。
他にもwhy on earth, why in God’s nameなどがあります。

 

【Whyの使い方3】

Don’t ask me why, but…
(理由は分からないんだけど…)

*「理由は尋ねないでね」というニュアンスを含みます。

 

【Whyの使い方4】

Why me?
(どうして私?)

* この表現は「Why do I have to do this?(どうして私がこれをしなければならないの?)」というニュアンスです。
不公平だ!と文句を言う場合のひと言になります。

 

【Whyの使い方5】

Why now?
(どうして今なの?)

* この表現は「Why do I have to do this now?(どうして今やらないといけなの?)」というニュアンスです。

 

【Whyの使い方6】

Why, that’s amazing!
(あら、それはすごいね!)

*<この場合のwhy は疑問詞ではなく、「あら/まあ/おや」のように驚きを表します。

 

【Whyの使い方7】

That’s why.
(だからか、どうりで)

*That is the reason why の略。日本語で言う「だからかぁ!」とか「どうりで!」です。

また、文章の先頭にきて「だから~なのです」のような表現でも使います
(例)That’s why I study English.(だから英語を勉強するのです。)。

この表現は、日常会話で頻繁に出てきます。

 

5.まとめ

何故?という表現1つとっても、英語表現は多種多様です。
そして、ニュアンスも変わってきます。

そこは、正直慣れて覚えるしかありません。

最初は、誰もパーフェクトな英語など話すことは出来ません。
でも、例文を暗誦しそれらを使いこなせるようになれば、一定の会話は出来るようになっていきます!

決して、聞き流しで~とかいう誇大広告に騙されないようにして下さいね!!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください