「あなたの望む人生の作り方」
案内人のTERUです。
エピソード0:自分の望む未来とは?
エピソード1:MBA留学生活スタート ← Be Here Now
エピソード2:アメリカの奇跡が起こる
エピソード3:クビになる
エピソード4:首都ワシントンDCへ
エピソード5:家が火事で全焼
エピソード6:アメリカ永住権を取得!!
エピソード7:そして伝説へ・・・
~アメリカ入国~
成田空港を出発し、無事にデトロイト空港に到着。
と思いきや・・・
入国審査に凄く時間がかかり、
最終目的地のオクラホマシティーへの便は、
飛び立っていました。
呆然と立ちすくむ僕。
「どうやって次の便を取ったらいいのか?」
そんな英語、NOVAでは教えてくれなかった(泣)
両手にスーツケースを抱え、どうみても半分泣いてそうなアジア人に、
白人紳士が声をかけてきました。
「You、大丈夫か?」
ジャニーさん以外に、Youって言う人居るんだ!
なんて事は、思う余裕も無く(笑)
ジャニーさんに、僕の拙い英語で説明すると、
空港のカウンターに連れて行ってくれて、
カウンターの女性に事情を説明。
次のオクラホマシティー便への変更の手続きをしてくれました。
その紳士は、「良い旅を!」
と、満面の笑みで去っていきました。
~アメリカ人って、メッチャいい人ばい!!~
次の乗り換え便は、6時間後。
ここで、僕には大きな仕事が残っていました。
オクラホマシティー空港に、学生スタッフが迎えにきてもらうことになっていたのです。
なので、到着が遅れるということを、大学のオフィスに電話をしないといけないのです。。。
でも、アメリカに着いたばかりの僕は、
もちろん携帯なんて持っていません。
「遅延の事情を、いきなり大学スタッフに電話で伝える」
そんな英語も、NOVAでは教えてくれなかった(泣)
テレカっぽいものを、近くの売店で買い、
公衆電話の目の前に立つ僕。
「えっと、使い方が全く分からないんですけど。。。」
助けを呼ぼうにも、オクラホマ行きの飛行機の出発は6時間後。。
そんなゲートに人影もなく、、
日本語で愚痴を言いながら、アタフタしている僕の後ろを
誰かが通り過ぎたのは足音で分かりました。
その後、5~10分は経過したでしょうか?
僕にとっては、1時間にも2時間にも感じました。
すると・・・
「You、大丈夫か?」
ジャニーさんが、また登場です。
坊主頭の変なアジア人が、聞いたことも無い言語で
公衆電話を相手に悪戦苦闘している様子に
いたたまれなくなったのでしょう(笑)
彼(ジャニーさん2号)に、事情を話すと、
受話器を取り電話をしてくれました。
・飛行機に乗れなかったこと
・次の便が6時間後であること
・空港にピックアップに来る学生スタッフへの連絡
・到着しても、寮がしまっているから、どうすればいいのか?
など、全部話してくれました。
その後、僕に受話器を手渡し、ジャニーさん2号は去っていきました。
そして数分後、受話器を置いた僕の20m先には
新聞を読んでいる紳士(ジャニーさん2号)が居ました。
受話器を置いた僕の姿を確認すると、
「大丈夫だったか?」
とサインを送ってくる2号さん。
僕が、OKサインを送り、お疑義をすると、
「良かったね!」
という満面の笑みを僕に送り、
読んでいた新聞を閉じ、席を立ち去っていきました。
多分、僕が受話器を置くまで、見守っていてくれたのだと思います(泣)
アメリカに着くなり、災難の連続でしたが、
僕は、「アメリカ人の寛大さ、優しさ」に
初日から触れる事が出来た幸せ者でした。
~経営大学院生活スタート~
渡米後当初は、世界各国の留学生達と机を並べ、
日々自分の成長を感じる毎日を過ごしました。
でも、半年後には
「英語の壁」
「異文化コミュニケーションの難しさ」
「勉強の壁」
にぶつかり、眠れない日々を過ごすことに。。。
そんな苦しい留学生活の中で、
国際ビジネスを教えるDr.ハワードに出会うことになります。
彼女のオフィスでしごかれ、励まされ、日々。
勉強に目を奪われ、
「何故自分がアメリカに渡ったのか?」
を忘れていたのを思い出させてくれたのも、Dr.ハワードでした。
経営大学院2年間の生活は、
喜び
怒り
哀しみ
楽しみ
が入り混じった日々でした。
そんな生活の中で
・様々な国の友人達との交流
・プライスレスな宝物
を手に入れる事が出来ました。
そんな約2年間のMBA留学も、アッ!と言う間に過ぎ去りました。
~リーマンショック直後の就職活動~
大学院卒業後もアメリカに残る事を希望し就職活動をしていました
でも、時はリーマンショック真っ只中。。。
就労ビザを出してくれる会社もほぼ無く、
帰国も念頭に入れながらも
友人と共に卒業旅行でグランドサークルへ。
旅行先の1つは、
ネイティブアメリカン、ナバホ族の聖地
「モニュメントバレー」
そこで僕は、不思議な体験をするのでした。
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