次世代の働き方を考えてみた~古い常識を捨てよう!

TERUです。

 

先日、部屋を掃除していて、この8年間で、ワシントンDCで出会った人たちの名刺が大量に出てきました。

途中で数えるのを止めましたが、多分500枚近くあったのではないかと思います(笑)

去年まで年4回開催していた異業種交流会の幹事もやっていましたし、
一時期、様々なコミュニティーに顔を出していたので、そんな数になったのかなと。

名刺を整理していて思った事。

 

それは・・・

不思議な事に、99%の日本人の方は
「〇〇(会社名)で働いている」
という枕詞から、挨拶が始まる。といことです。

別に、企業で働く事、こういう挨拶が悪い。と言っているわけではありませんよ(念のため)

 

僕も、日本にいた時はそうでしたし、自分が働いていた会社を好きだったし、
何よりも、その組織の一員である事は誇りでした。

でも、日本を飛び出してアメリカに来て様々な国の人と交流している中で

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本人だけが、
会社名を名乗る事で挨拶がスタートする
という習慣を持っている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

という事に気づきました。

 

日本人同士では、全然OKだと思います。

でも、これから(次の時代)は、色々な働き方が生まれていくでしょう。
その中で、様々な国籍の人達と一緒に仕事をしていく機会も増えていくと思います。

特に、2020年初頭から世界中に広がった感染病(僕は敢えて”武漢ウイルス”と呼んでいます)
の影響で、オンラインでの交流が活発になりましたね。

ということは、挨拶というのは非常に大事な要素になっていくと思っています。

 

さて、本題です。

今回は3つのテーマでお届けします。

1. 働くということ
2. 次の時代の働き方

 

==========
1. 「働く」ということ
==========

武漢ウイルスの影響で、自宅勤務が増えたことで、
・本を読む時間
・オンラインで色々な人たちと話す時間
・自分独りで色々な事を考える時間
が増えました。

 

その中で感じた事は、
「働くって何だろう?」
という事です。
哲学的な響きですが(笑)

 

僕は、まず文字から考えました。

「働く(はたらく)」

この字は、中国に由来する字ではなく、
国字と呼ばれるものの1つです。

「働く」の語源は諸説あるのですが・・
僕が、個人的に好きなのは

「傍(はた)を楽(らく)にする」
の意味に

「人偏に動く(=働)」
という字を当てはめた。

 

です。

 

この「傍」という字は
自分の「そば」に立つ相手が主役の場合に使います。

同じ音の「側」は、
自分が「そば」に立つ相手が自分と同等の時に使います。

この使い分け、日本人らしい配慮ですよね。

 

つまり、「働く」という言葉の
日本語における意味は

働く=自分の傍に立つ人の為に動く

という意味だと、僕は考えています。

 

でも・・・
現代の資本主義社会においては、

働く=お金を稼ぐ行為
*********************************

という意味で使われる事が多いと思いますし、僕自身、そのように思っていました。

 

僕は

働く=自分の傍に立つ人の為に動く
*******************************************

こちらの言葉の方が、美しい生き方が出来ると思うのですが、どうでしょうか?

 

 

==========
2. 令和時代の働き方
==========

『これからの時代は今までの概念が通用しなくなっていく』
そんな事をよく耳にすると思います。

僕は、当ブログだけでなく自身のニュースレターでも
何度も伝えてきましたが、

今のアメリカの姿が将来の日本の姿

だと思っています。

 

 

これは、あくまでも僕の予想ですが・・

2025年以降、世界がガラッと変わると思っています。

 

2025年以降の未来予想

今日は令和2年(2020年)10月21日。
今年のアメリカ大統領選挙ではトランプさんが勝つと思っています。
でも、それはあくまでも小さな変化に過ぎません。

トランプ大統領が任期を終える2024年後以降の世界は、どうなるのか?

世界の流れ(システム)が今まで以上に大きく変化するはずです。

★お金のシステムの変化(アフリカ基軸通貨の誕生)

★世界のパワーバランスの変化(朝鮮半島統一、親中アフリカ共同体の誕生)

★欧州発の世界恐慌

などなど、色々な事象が起こると思います。

 

そして、僕らの「働き方」は、大きく変わるはずです。

 

「AIによって人間の仕事が奪われる」
と言われて久しいですが、

「世の中の働き方がどうなっていくのか?」
を予測する事って、正直難しいと思います。

つい20年前の人が『ユーチューバー』という職業を想像できたと思いますか?
誰も思いつかなかったと思います。

インターネットの出現&進歩で、時代は凄いスピードで変化しています。

 

特に、スマートフォンの登場で、人々が情報に触れる時間と量は圧倒的に増えました。
数年前にこんな記事を読みました。

ニューヨークタイムズが1週間で生み出す情報量は、我々が19世紀までに生み出した全情報量よりも多い。

 

それだけ情報が増えているという事は、
それだけ情報の海に溺れる人が存在する事も意味していますが・・・(苦笑)

 

数年前に、会社の採用も変わりました

例えば、

「Twitterのアクティブフォロワー数が多ければ、優先的に採用する」

というような企業がありましたね。

 

有名大学を出ても、インフルエンサーになれない人は、これからの時代には求められません。

「いい学校に入れば、いい会社に就職できる」
「勉強して有名校に入って、いい会社に就職する」

という常識が、音を立てて崩れていっているのです。

 

では、僕らはどんなことを
意識しないといけないのか?

それは、

「働き方」の古い常識を捨てる
********************************
という事に他なりません。

 

これは、
「会社に勤めないとダメ」
「会社に行けば安心だ」
「給与は会社から貰うもの」
といったような、
思い込み“だけ”に縛られてはいけない。

という意味です。

 

もちろん、会社と言う組織に入るからこそ経験できる事は数多くあります。

個人では出来ないような大規模な仕事も出来ます。

働き方は色々あっていいですし、会社勤めを否定しているわけではありません。

 

ただ・・・

今後、社会の在り方だけでなく、働き方やお金の価値観なども変わっていく中で、

「働く=どこかに勤める」
「働く=給与を”もらう”」

という凝り固まった思い込みだけを持っていると、
想定外の出来事に対応できなくなるのです。

それは、今回の武漢ウイルスの影響を見れば、明らかですよね。

 

何事もそうですが、特に「働き方」に関しては

「こうあるべきだ!」

というものは無いんじゃないかなと。

 

むしろ、そう思った瞬間に目の前にある幾百千万の可能性が消し飛んでいきます。

つまり、無限の
「自分の人生の可能性という扉」
を、自分で閉じてしまっているんです。

 

じゃあ、どうやって次の時代の働き方を考えていけばいいのか?

この答えは、色々あると思います。

 

これが絶対の正解!というものはないですが・・・

僕の経験則と、「働」という国字から考えると、

「働きながら働く事を楽しむ事」

だと思うんです。

 

ここで
「ホンモノの日本語」(金田一春彦)
という本を紹介します。

 

以下は、本著からの一部抜粋です。

英語では「働く」にあたる言葉はWorkというが、机に向かって勉強してもWorkになる。

日本では机で勉強するのは働く中に入らない。

掃除をするとか物を修理するとか人のためになることをしなければ、働くことにならないのである。

さて、およそ日本語の中で一番日本人の心構えをよく表す言葉はなんだろうかと考えると、私は「いそしむ」という言葉だと思う。

「いそしむ」は働くという意味だが、ただ働くでは「いそしむ」にならない。

 

働きながら働く事をたのしんでいること。
これが日本人にぴったりするのである。

和英辞典で「いそしむ」を引くとendeavor(努力する)が出てくるが、エンデバーには楽しむという意味はないと思われる。

働きすぎとか、働き蜂とか言われるが、私は働く事を楽しむという日本人の性格はすばらしいものだと思う。

日本がここまで発展したのも、この言葉があったからだといく気がするのだが。

 

如何でしょうか?

自分で自分の道を選んでいる僕の友人達も、人生を、仕事を楽しんでいます。

だからこそ、後悔しない人生を送ることが出来ています。

 

こうやって、言葉の意味も語源から辿って見ていくことも楽しいですよね。
これは、英語学習でも一緒です。

何度も繰り返しますが、
会社に勤めることや
会社からお給料を受け取る事が
悪いわけではないのです。

 

大事なのは、

「自分で決断しているか?」
「本当にやりたい事をやれているか?」
「楽しんでいるか?」
「価値を生み出せているか?」

これらの質問に、
自信を持って答えれるか?
ってことです。

 

時代は大きく変化しています。
その中で、大事なのは

「働き方の選択肢を増やす事」
「自分の幸せを自分で手に入れる事」

むしろ、そうしないとダメです。

 

もちろん人によって、
幸せの定義って違うと思います。

 

でも、僕は当ブログの読者さんに

「自分の幸せは、自分で選択して得る人生を送って欲しい」

って、本気で思っています。

 

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