【2016アメリカ大統領選挙】何故トランプは勝てたのか?3つのポイント

TERUです。

 

前回の記事(何故トランプは勝てたのか?マスコミの影響)では、
今回の大統領選挙でのアメリカのマスコミの与えた影響に関して、僕なりの考察を書かせてもらいました。

今回は、『選挙中にアメリカ国民の意識がどのように変化していったのか?』を3のポイントにしてまとめてみました。

 

【目次】
1.トランプの主張『フェアーかフェアーじゃないか?』に国民が反応した
2.既存の支配権威への反感が表面化した
3.「ヒラリーと闇金の関係」がSNSの広がりで明らかに

 

1.トランプの主張『フェアーかフェアーじゃないか?』に国民が反応した

今回のトランプの主張の根本にあったのは「フェアーかフェアーじゃないか?」だと僕は感じました。

 

例えば日米安保の話ですが、彼は

「アメリカは日本に何があったら守りに行くでしょうけど、アメリカに何があっても日本は守らないんですよ。皆さん知っていますか?こんなのおかしいでしょう」
と言っていました。
※まぁ、これに関しては何も知らない小学生のような意見なので、

こちらの記事(日米安保の行方は?在日米軍の現状と、地政学的観点)をご覧下さい。

 

元々のトランプの支持者はブルーカラーの白人層が多かったのですが、
その白人層を対象に上記のような内容を「簡単」で「分かりやすい」英語を”あえて”話していた印象でした。

また、そういった英語は(英語のネイティブスピーカーではない)移民の正規労働者達にも響いたことでしょう。

 

今までの候補者の話は、首都ワシントンDCを始めとする北東部、西海岸に住む”政治に関心のあるアメリカ人”に響く、ある意味難しい話の内容でした。

大統領選挙というのは、アメリカの、そして世界の一大イベントなので、政策や信念について語るべきなのです。

 

しかし、低所得&低学歴の人達の本音は、政策や新年が大事なのではなく、
『目の前の生活』
『10年後、20年後の”自分の生活”がどうなるのか?』
『何故、こんなに自分が苦しい生活を送らないといけなくなったのか?』
を知りたいのです。

 

そこでトランプは、とある手法を使いました。

それは
「イスラム」
「スパニッシュ」
「中国」
「カナダ」
「日本」
などの”仮想的”を作り上げたのです。

トランプは、選挙中に『これらの”仮想的”とアメリカの関係がフェアーでない!』という話を何度もしていました。

だからこそ、そういうに大して不満を持っている、現状に対して不満を持っているアメリカ人にとっては、これほどいい”仮想的”はいなかったのです。

※ビジネスの現場において、”仮想的”を作ることは凄く大事です。
そこは、やはりビジネスマンのトランプならではの攻め方であったとは思います。
その内容は決して賛同できるものではありませんが。。。

 

その結果、こういう人達が生まれました

↓↓↓

「そうか!!彼らが、フェアーでない立場にあるから、我々アメリカ人は苦労しているんだ」

「違法移民労働者が1200万人も居るのか?それで自分達の仕事が奪われているんだ!」(これに関しては、別記事を書きます)

「日本車を始めとする外国車がこんなに入ってきているから、アメリカ車が売れないんだ!」(今日本車はほとんどアメリカ国内生産です)

【2016アメリカ大統領選挙】何故トランプは勝てたのか?3つのポイント

この「無知」と「俯瞰的な目線が無い事」をトランプは分かりやすい英語で訴えた事が、今回アメリカ国民の意識を変化させた1つ目の原因です。

 

 

2.既存の支配権威への反感が表面化した

2つ目の「アメリカ国民の意識の変化」は、既存の権威への反発です。

既存の権威というのは、
・二大政党(民主党、共和党)
・議会
・マスメディア
・国際金融機関
です。
こういう既存の権威が言うことを信じなくなっている人は、周りの一般のアメリカ人(若者を中心に)では増えている気がします。(これは日本も同じですね)

【2016アメリカ大統領選挙】何故トランプは勝てたのか?3つのポイントCHANGE”という言葉を使い黒人初のアメリカ大統領となったオバマさん。

しかし、8年間もの間、中間層と言われた人達の生活水準は下層に近づき、
下層と言われた人達の生活は更に下層に近づきました。

その結果、民主党政権(オバマ政権)に対する不満が募りました
(これは、上院下院の議員制度によるゆがみが原因ですが、そんな事は一般市民にとってはどうでもいい事なのです)

 

近年、ピケティが指摘するようにアメリカ国内の経済格差は拡大しています。

その中で大統領選挙がスタートした時から(泡沫候補と言われた)
トランプだけが明らかに社会保障プログラムを拡大する路線をハッキリ打ち出していました。

それを見聞きした”情報弱者な白人”は

「トランプだけは既存の勢力と違い、我々の痛みを理解してくれている」

と感じたのだと思います。

 

そして、
①マスコミがトランプを叩けば叩くほどトランプの人気は上がり、
②共和党の中のエリート達がトランプを叩けば叩くほど「トランプは自分達の代弁者だ」と言って益々求心力が着いていってった
のは明らかに肌で感じました。
(日本のマスコミの方も、ブルーカラーのアメリカ人が集まるスポーツバーなどに行って、生の声を収集するのは大事だと思います)

 

また、国際金融機関への反発が大きくなったのは2008年のリーマンショックです。
『金融でマネーゲームを行い、お金を右から左へ動かすエリート達がリーマンショックを生み出し、
自分達が被害をこうむったのだ!』という一般市民の意識。

 

【大富豪のトランプは、何故アメリカ国民から支持されたのか?】

トランプもアメリカ大富豪の一人です。
でも、彼は「金の亡者だ。マネーゲームの主役の一人だ」と非難の対象になることはありませんでした。

それは何故でしょうか??
トランプは、ビジネスマンという立場で見られた場合、金融でのマネーゲームではなく土地転がしで金持ちになってからです。
なので、そこまで悪の目で見られていませんでした。

また、4度も倒産(計画破産という噂もありますが)しながら不死鳥の如く蘇ってきたのが、
アメリカンドリームを夢見る人からは羨望の眼差しで見られています(人間的な発言は別ですがw)

 

さらに、そこに一回の講演料で3000万円も貰っているようなヒラリーの存在。
※この件に関しては、後で細かく説明します。

さらに、学生ローンで頭を抱える若者達は、卒業しても職が無い不満のはけ口を既存の政治にぶけます。

 

これら、色々な不満、不信が溜まり溜まって、
サイレントマジョリティーとして隠れていた存在をトランプは表舞台に出して、
投票の場に行かせてしまったのです。

 

 

3.「ヒラリーと闇金の関係」がSNSの広がりで明らかに

3つ目「アメリカ国民の意識の変化」は、SNSの存在です。

今、アメリカ国内でのインターネット人口は234,372,000人と言われています(普及率は76.3%)。
家にテレビが無くても、インターネットで情報を集める事が出来ます。
またスマートフォンの普及により、いつ何処に居てもインターネットから情報を収集できます。

 

選挙戦においては、今までは、テレビ、ラジオからの情報がメインでしたが、
今は携帯のアプリで討論会なども見ることが出来ました。

 

これは何を意味しているのでしょうか?

 

インターネットに流れている情報が嘘か本当か?が本当は大事なのですが、それ以上に大事な事は、
『そこに誰がアクセスして、何を見ているか?』
なのです!!

 

実際、日本にいても大統領候補者の裏情報などを調べることは出来ます。
そして、日本人よりもアメリカ人は、陰謀論的な話が大好きな人が比較的多い気がします(笑)

例えば、この画像

ヒラリークリントンの講演料

これは、ヒラリーの2年間(2013年4月~2015年3月)の講演謝礼リスト(80回)です。
約毎週1回で講演を行っています。
場所は首都ワシントンDC、そしてNY、ラスベガス、アトランティックシティー、マイアミ、オーランド。

 

ここで驚くべきは、
一回当たりの謝礼は安くて1000万円、高額だと4000万円
という事です!!

 

2年間の謝礼総額は約22億円。
80回の講演ですから、一回当たりは約2700万円になります。
(講演の主催は、モルガンスタンレーやゴールドマンサックス、UBS,GEなどの国際金融機関や業界圧力団体)

 

こういう情報は、スマホで誰でも検索できます。
これを見た既存の権威に不満を持っている人間は、ヒラリーを支持するでしょうか??

 

【クリントン夫妻と中国の関係にも注目】

ヒラリーと中国の関係

実は、ヒラリーだけではなく、夫のビル・クリントン時代からクリントン夫妻と中国はお金でズブズブの関係でした。

 

インドネシアに「リッポ・グループ」という華僑財閥があります。
ヒラリーが上級パートナーを勤めるアーカンソーの法律事務所は、1980年代からリッポグループの顧問として高額報酬を得ています。

 

また、ビル・クリントンは1992年の大統領選挙に出馬した時に、
リッポグループから(後に判明しただけで)1億2500万円の賄賂(違法な政治寄金)を受けています。

 

※1997年にこの事がばれた時に、彼は「我々はお金を受け取ったかも知れないが、何も覚えていない。誰が金を出したのか、我々は何も知らない」と言い張って、逃げてしまいました。(日本の政治家でも「記憶にございません」と言った方がいましたねw

※リッポ・グループ=インドネシアの華僑財閥・リアディ家が所有する企業集団で、銀行、不動産、流通、観光など幅広くビジネスを展開している

 

こんな事も、今はインターネットで簡単に調べることが出来ます。

 

元々、クリントン夫妻の周りには、失踪、自殺などの黒い噂が絶えなかったので、
「本当なのかな??」と興味を持って調べることが出来るのです。

 

クリントン財団への献金は一部しかきちんと使われていなかったというのも簡単に調べることが出来ます。
また、ヒラリーが国務長官時代に、「誰と」「いつ」「何時に」会っていたというのも情報公開されているので調べることが出来ます。

 

もちろん、トランプの悪事も調べることが出来ます。
しかし、何故かトランプ支持者は、彼の過去に何があろうとも彼を支持しているので、
興味本位で調べても、彼への支持が変わる事はありませんでした。。。

 

トランプを支持する、もしくは隠れトランプ支持者達が、
・トランプが暴言を言おうが
・女性問題が発覚しようが
・税金滞納問題が発生しようが
・女性への差別音声が発覚しようが、

何故彼を支持したのか?

 

これに関しては、今後個人的に調べてみようと思います!

 

次回は、トランプ大統領誕生がどのように南米移民への影響を与えるのか?をアメリカのレストラン業界にフォーカスにして考察していきます。

 

 

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