TERUです。
牛肉のお話です。
海外のスーパーで、牛肉を買う時、
レストランのメニューで、牛肉を選びたい時、
海外の焼肉屋で、肉をオーダーする時、
「あれ?この英語は、日本語だとどの部位なんだろう??」
ってなる事ありませんか?
というわけで、牛の部位を今更ながら再度お勉強。
そして、基礎情報をまとめてみました。
【注意点】
1.シャトーブリアンなどの高級部位は記載してません
2.ザブトンやミスジなどの細かい部位に関しては記載してません。
2.ザブトンやミスジなどの細かい部位に関しては記載してません。
日本語の横に、英語の部位名を併記しました。
海外でステーキ屋などに行くときの参考にどうぞ!
また、調理のワンポイントアドバイスなども載せました。
※焼き具合に関しては好みの差があるので、記載していません。
1.牛肉の各部位一覧(日本語=英語名)
2.牛肉の各部位一覧(英語=日本語名)
3.牛肉の各部位の詳細説明(19種類)
1.牛肉の各部位一覧(日本語=英語名)
(縦に、日本語の50音順に並べています)
イチボ=Aithcbone | 牛タン=Tongue | ヒレ=Tenderloin | 外もも =Gooseneck round, Bottom round |
カイミノ=Flap | サーロイン =Strip-Loin, Sirloin |
フランク=Flank | ランプ=Rump |
肩=Top Blade Meat | すね=Shank | ホルモン=Inner organs | リブロース=Ribeye |
肩ロース=Chunk | テール=Tail | ミノ=Rumen | レバー=Liver |
カルビ=Short Rib | ハラミ=Skirt | 内もも=Top round |
2.牛肉の各部位一覧(英語名=日本語)
(縦に、英語のアルファベット順に並べています)
Aithcbone=イチボ | Inner organs=ホルモン | Shank=すね | Tenderloin=ヒレ |
Chunk=肩ロース | Liver=レバー | Short Rib=カルビ | Tongue=牛タン |
Flank=フランク | Ribeye=リブロース | Skirt=ハラミ | Top Blade Meat=肩 |
Flap=カイミノ | Rump=ランプ | Strip-Loin(Sirloin) =サーロイン |
Top round=内もも |
Gooseneck round (Bottom round) =外モモ |
Rumen=ミノ | Tail=テール |
3.牛肉の各部位の詳細説明(19種類)
☆肉の特徴
★ワンポイントアドバイス
~~日本語の50音順に並べてあります~~
イチボ Aithcbone |
☆でん部の先、人間で言う「おしりのエクボ」にあたる部位。 ☆ごく少量しか取れない貴重な部分。 |
★「霜降りの甘さ」「肉本来の赤身の旨み」「適度な歯ごたえ」 のコラボを味わえる、個人的に一番好きな部位。 ★アメリカではあまり見かけないのが残念。。 |
カイミノ Flap |
☆ヒレ肉の近くにある部位(「中バラ」の一部) ☆一頭の牛から左右一対のブロックしか取れない希少な部位。 |
★カイミノは、肉質とほどよい脂の乗りがあるので、焼肉で是非! |
肩 Top Blade Meat |
☆肉質はやや固めで、脂肪の少ない赤身の部位。味はやや濃厚。 ☆ザブトン、トウガラシ、ミスジ、サンカクは、肩の部位の一部です。 |
★コラーゲンが多く、煮込み料理におススメです! |
肩ロース Chunk |
☆やや筋が多く、脂肪分が適度にあり、風味が良い部位。 |
★すき焼き・しゃぶしゃぶで食べる時は、肩ロースがおススメです! |
カルビ Short Rib |
☆アバラ骨周辺についているお肉。 ☆アメリカのBBQでも人気トップ3に君臨する定番の部位。 ☆赤身と脂肪が層になっていて、きめが粗いが霜降りになりやすい、日本人が好きな部位。 |
★脂身が多いので、焼肉以外には向いていないです。 |
牛タン Tongue |
☆舌の先端よりも、根元に向かうほど質(霜降り状で柔らかい)が良くなります。 |
★韓国系スーパーでは購入可能なので、自分で処理する時は、一度冷凍。 ★半解凍した状態でカットすると処理しやすいです。 |
サーロイン Strip-Loin Sirloin |
☆牛肉の中で最高の肉質と言われる部位 ☆あまりの美味しさから「SIR」の称号が与えられたという逸話がつく部位。 |
★最も柔らかく、肉本来の甘みを感じられる。 ★個人的には、ステーキよりもローストビーフで食べるのが、肉の美味しさを味わえます! |
すね Shank |
☆運動量が多い部分なので筋が多く硬い部位。 |
★アメリカでは、あまり見かけない部位ですが、隠れた名部位。 ★コラーゲンが豊富で、長時間シッカリ煮込むと、旨みが出てきて柔らかくなります。 ★スープストックも作るのに最適。 |
テール Tail |
☆文字通り尻尾の部位。テールスープによく使われる部位。 |
★煮込み方に注意が必要。 ★しっかり煮込むと、骨髄の部分がゼラチン状になって、旨みも倍増(逆も然り) |
ハラミ Skirt |
☆横隔膜の両サイドの筋肉部分。 |
★日本式の焼肉の定番のハラミですが、アメリカではステーキ屋でも頻繁に見かけます。 ★内臓と赤身の両方の特徴を持つ、「柔らかく」「脂肪も豊富」な濃い味が特徴。 |
ヒレ Tenderloin |
☆肉のきめが非常にこまかく、脂肪も少なく、柔らかい部位。 ☆希少部位なので、サーロイン・ロースに並んで、高級な部位。 |
★脂肪分も少ない赤身肉で、低カロリーなので、サイコロステーキには最高! |
フランク Flank |
☆カイミノと連結した部位。 ☆「外バラ」の一部 |
★ステーキを食べたいけど、『脂っこいのは苦手。値段もそこそこにおさめたい』 という人にはおススメの「あっさりお肉」です! |
ホルモン Inner organs |
☆ホルモン=内臓の総称。テッチャンとは朝鮮語で大腸のこと。 |
★日本人が大好きなホルモン。アメリカにおいては、まず見ません。 ★韓国系マーケットで買いましたが、処理が下手で使い物になりませんでした。 |
ミノ Rumen |
☆牛の第1胃袋。 ☆肉厚で、コリコリとした歯ごたえが楽しめる部位。 |
★ホルモンの中でも人気部位の1つですね! |
もも(内もも) Top round |
☆内股にあたる部位で、牛肉の中では一番脂肪が少ない部位。 ☆「しんたま」とも呼ばれる部位。 |
★肉質が極めて均一で、ローストビーフなどのブロック肉料理を作る際には最適! |
もも(外もも) Gooseneck round Bottom round |
☆牛がよく動かす部分なので、肉質はきめが粗く硬い部位。 |
★脂肪が少ない赤身のため、カットして煮込み料理には向いている。 ★『カレーやシチューを作るときには「外もも」』と覚えておけば大丈夫。 |
ランプ Rump |
☆腰からお尻、ももにかけての部位。 ☆深みのある味わいが特徴の赤身肉で、ユッケは、ランプの上質な部分が使われます。 |
★焼肉・すき焼き・ローストビーフ、など。。あらゆるメニューに対応する万能部位です! |
リブロース Ribeye |
☆肉質が細かく、肉の旨みを一番味わえる部位。 ※個人的には、一番好きな牛肉の部位。 ☆アメリカでは、『リブアイ(Ribeye)』と呼ばれ、ステーキ屋での人気も高い。 |
★ステーキを食べるなら、リブロース(Rieye)がコスパも良く、おススメです! |
レバー Liver |
☆日本人にはお馴染みの肝臓。内臓の中では一番大きな部位。 ☆鉄分が豊富、かつ栄養価が高い部位。 |
★韓国系・中国系スーパーでみまけますが、処理が下手なので手を出しづらい。 |
如何だったでしょうか?
海外のスーパーで牛肉を買う場合の参考にして下さい。
★毎週月曜の【アメリカ通信】
他の誰でもない、アメリカに住んでいるTERUだから語れる
マスコミが伝えないアメリカの姿を一般人の目線で語っています
★毎週金曜の【QOL MIND】
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・時間管理術
・セルフコントロール
等々を、TERUがオンラインサロン(無料)で語っています。
【番外編】
焼肉ソースって、世の中に沢山ありますよね。
僕は、基本わさび醤油で食べるのが好きなのですが、良質なワサビが無い時に、こちらがオススメです!!
醤油皿に、数滴垂らすだけでOKです!