「正しいニュースの見方」を知り、世界情勢を学ぶ

ＴＥＲＵです。

 

アメリカ次期大統領にトランプ氏が決定して、早３日経ちました。
ネットでもテレビでも様々な批判や見解、今後の展望、絶望などが流れています。
また、アメリカ国内では「トランプ反対デモ」が連日起こっています。

 

そこで、こちらの記事をご覧下さい。

こちらは、前駐米大使、藤崎一郎氏のトランプ評です（毎日新聞、２０１６年１１月１２日）

 

この記事の中で藤崎前大使は、

等の見解を述べられています。

この記事を読んで、今回のアメリカ大統領選挙の結果を１つの”点”ではなく、
他の国との関連（”点”）と関連させながら、”線”で捉え世界を俯瞰的な視点でとらえてらっしゃっていて流石だな！と思いました。

 

 

今回の大統領選挙の結果を経て、色々な人が気をつけて見なくてはならないのは「世界情勢」

それは、

・ヨーロッパと中東の関係

・アメリカとアジアの関係

・中国とロシアの関係

・日本とアジア、アメリカとの関係

といった国と国との関係だけでなく、

・石油利権をめぐる各国の動き（記事①）（記事②）

・ＥＵ（特にドイツ）の経済の動き

 

などの”点”と”点”をいかに”線”で繋げることが出来るか？
その”線”となるものは、存在します。

 

それは、「地政学的観点で物事を見る」です。

その詳細に関しては、次回のブログで書いていきます。

 

ちなみに、今日韓国人の友人とこの件に関して話をしていました。

韓国で、朴大統領の辞任を求め１００万人規模のデモが起こっている

日本でも、このニュースは連日報道されていると思います。

アメリカでは、そこまで大きなニュースとして取上げれてはいませんが、
アメリカには各地域に韓国街が存在し、僕の知り合いにも韓国人は居ます。

また、ＤＣ周辺にはアナンデール、エリコットシティーといった大きな韓国街があります。

 

僕が以前住んでいたジョージア州にはDuluthというアメリカ最大規模とも言われる韓国街があります。

他にも、
・ワシントンD.C.周辺のEllicott City、Annandale
・マンハッタンの韓国街
・ニュージャージー州にはFort Lee
といった地域も東海岸では有名な韓国街です。

アメリカにおける
・韓国コミュニティーの力
・政治へ関与する力
は、日本にいては考えられない程大きいので、アメリカにいる韓国人にとっては、大きな問題です。

 

この事件の詳細に関しては避けますが、簡単にまとめると

①朴槿恵（パククネ）大統領が、民間人の親友である崔順実に機密文章を見せて、アドバイスを貰っていた

②大統領府から崔順実の財団に流れており、その資金を私的流用していた

③大統領の支持率は５％にまで下落・大統領府の近くで行われたデモでは、ギロチンの模型まで登場し、ネットでは「マリー・パクワネット」と言われている

④警察は約2万5000人を動員して警備に当たり、大統領府周辺の大小の道路を警察のバスやトラックで封鎖する事態

という流れです。

 

これを単なる一国のデモ、そして「対岸の火事だから関係ない」と片付けてはいけません。

 

この事が意味するもの（別に陰謀論や、影で操っているものがいる。とかではなく）。
この結末が日本に与える影響、日中関係への影響。それらを考えなくてはいけません。

 

「韓国にはそこまで影響力は無い」と考える人もいるでしょう。
そういった考え方から抜けられない人は、僕はそれで言いと思います。

しかし、そういった考え方が、視点を狭くし世界を俯瞰的に見えないようにしてしまっているという事を知って欲しいですし、
厳しいことを言うようですが、そういう考えの人は情報弱者として今後も厳しい人生を送っていくと思います。

 

先に挙げた、前駐米大使、藤崎一郎氏は、そういった面では「物事を俯瞰的に見て世界情勢を地球儀のように見る」事が出来る人だと思います。
※僕は、ＤＣでは実際にお会いしたことはありませんが。。。

 

次回の記事では、

を書いていきたいと思います。